格闘技徒然草

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UFC245:第9試合・ピョートル・ヤン vs. ユライア・フェイバー

バンタム級。ヤン4位、フェイバー12位。

元ACB王者ヤンはUFCデビュー以来5連勝でタイトル挑戦圏内に。強烈なボクシングとレスリングでここまで穴を見せていない。強い割に知名度がなく、もっとも避けられている相手。

フェイバーは7月に40歳で2年半ぶりにMMA復帰。ランカーのリッキー・シモン相手に当然ながらアンダードッグだったが、序盤にパンチを奪うと鉄槌連打で畳み掛けてKO勝ち。チャンスを逃さない嗅覚は健在だったが、仮にブランクがなかったとしてもヤンは危険すぎる相手。オッズも今大会一番のアンダードッグに。

プレッシャーをかけるヤン。じわじわ下がりケージ際まで詰められるフェイバー。飛び込んどのパンチを見せるフェイバー。ヤンが左ハイからワンツー。じわじわ出るヤンにパンチをうつがガードされる。ヤンが出てパンチを打ち込みヒット。左ミドルをキャッチしたフェイバーだが振りほどくヤン。四つに組んだフェイバー。パンチを入れて離れる。ヤンのアッパー空振り。組んで首相撲に捕らえたフェイバーだがヤンが肘を入れて引き剥がす。また四つに組んだフェイバーだが膝を入れてパンチで引き剥がすヤン。また組んだところでホーン。

1Rヤン。

2R。またヤン出ていく。ジャブのダブルから右。出てきたヤンにフェイバー組み付こうとする。振りほどこうとしたヤンだがそのままケージに押し込むフェイバー。しかし押し返し離れたヤン。フェイバーが右で飛び込み組むが、肘で引き剥がすヤン。フェイバーシングルレッグ。パンチを入れて引き剥がしたヤン。ワンツー連打が入りフェイバーダウン!亀になったフェイバーにパウンドを入れる。動かなければ止められるがフェイバー立った。膝を入れるヤン。組んだ状態から右フックが入り今度は大きいダメージがあるダウン。パウンド。ガードで凌ぐフェイバー。ここでレフェリー止めたがドクターチェック。左目の下が大きく腫れているフェイバー。しかし続行。もぐって立ったフェイバー。しかしヤンが打撃で攻める。組んでテイクダウン。ホーン。

1Rヤン10-8。

2R。左ミドルを入れるヤン。右ハイ。組もうとするフェイバーを引き剥がし左ハイ!顔面に入りフェイバーもんどり打ってダウン!レフェリーストップ!

ヤン圧勝。オッズを見れば当然の結果ではあるが、これまで実力の割にスポットライトが当たらなかったヤンが、ナンバーシリーズのメインカードでレジェンドのフェイバーに圧勝したことでステータスが上がりそう。

ヘンリー・セフードと対戦したいと英語でアピールするヤン。