フェザー級タイトルマッチ5分5R。
4月にライト級に上げてダスティン・ポイエーとのライト級暫定王座決定戦に出場したホロウェイだが、打撃で打ち負け、マクレガー戦以来6年ぶりの敗戦。しかしわずか3ヶ月で本来のフェザー級タイトルの防衛戦に出場し、フランク・エドガーを打撃で削り続けて完勝。
オーストラリアのハルクことヴォルカノフスキーはレスリングとキックがバックボーンで、UFC7戦全勝。キャリアでもウェルター級時代に喫したデビュー4戦目の敗戦が唯一のもの。重い打撃・強力なテイクダウンとパウンドが武器。
身長差12cmだが、リーチが短いホロウェイ。ジャブで出ていくホロウェイ。ヴォルカノフスキーはロー。遠い間合い。ホロウェイもカーフキック。ヴォルカノフスキーワンツー。ホロウェイがジャブで出るがヴォルカノフスキーもジャブを返す。両者なかなか間合いに入らない。ヴォルカノフスキーワンツー。ホロウェイのパンチをかいくぐってパンチを入れた。残り1分。ヴォルカノフスキータックル。ケージに押し込む。しかし引き剥がすホロウェイ。ヴォルカノフスキーは手数を増やしてラウンドを取りに来た。出てきたホロウェイにワンツー。ホーン。
1Rヴォルカノフスキー。
2R。ホロウェイが前に出て右ボディ。カーフキックを入れていくヴォルカノフスキー。ワンツー。パンチからカーフキックにつなげる。手数で押すヴォルカノフスキー。ホロウェイ、スイッチしてカーフを入れられていた足を下げる。ヴォルカノフスキー飛び込んで右。ホロウェイ下がって距離を取る。残り1分。ヴォルカノフスキーのカーフキックにワンツーを合わせていくホロウェイ。バックキックを放ったがかわされた。ノーガードで挑発するホロウェイ。ホーン。
2Rも手数でヴォルカノフスキー。
3R。ホロウェイが手数を出してきた。パンチで出るとヴォルカノフスキーをケージまで下がらせる。ヴォルカノフスキー出てきた。お互いの右がヒット。足をキャッチしたヴォルカノフスキー。そのままパンチを入れる。出てくるホロウェイに右をあわせるヴォルカノフスキー。左がヒット。さらに左ミドル。ホロウェイも手を出すがヒットが少ない。ヴォルカノフスキー右ボディ。ホロウェイも手を出しているが当たらない。バックブローも空振り。ホーン。
3Rヴォルカノフスキー。絶対ではないものの、3R全部落としている可能性があるホロウェイは戦い方を変えてくるかどうか。
4R。ヴォルカノフスキーのパンチを貰ったホロウェイ。なおも出るが右フックがかすめる。ヴォルカノフスキータックル。ホロウェイ受け止めたがケージに押し込まれる。すぐに抜け出したホロウェイ。ヴォルカノフスキー出てきた。ホロウェイもジャブを打ち返す。出てくるところにアッパーを入れたが浅いか。出るホロウェイだがヒットがない。ヴォルカノフスキー、打たれながらも出てパンチを打ち込む。ホーン。
4Rも手数でヴォルカノフスキー。ポイントでの負けの可能性は高そうだが、ホロウェイフィニッシュできるか。
5R。ホロウェイまたオーソドックスに戻して出る。前足にカーフキックをもらってインターバル中はずっと冷やしていて、3Rからはサウスポーに戦っていたが、もうなりふりかまっていられないか。ホロウェイパンチを打ち込む。ブロックするヴォルカノフスキー。出てきたヴォルカノフスキーにギロチンを狙ったが入る前に抜けられた。ヴォルカノフスキー組んでケージに押し込む。ホロウェイ引き剥がしたが残り2分。ヴォルカノフスキーが左墓碑から右肘。さらに右をヒットさせる。ホロウェイ打ってこいと挑発。ヴォルカノフスキーがパンチからタックル、切られたがまたタックルへ。離れたホロウェイ。出ていくがパンチが弱い。ヴォルカノフスキーのジャブをもらう。出てくるヴォルカノフスキーにアッパーを狙ったが空振り。残り時間を見てヴォルカノフスキーがタックルでケージに押し込み時間を使おうとする。ホロウェイ引き剥がしてバックキックで飛び込むがかわされた。タイムアップ。
48-47×2、50-45の3-0でヴォルカノフスキー勝利。
手数の差だったが、僅差のラウンドでホロウェイに入れたジャッジもいたのか。ホロウェイついに陥落。