女子フライ級タイトルマッチ。シェフチェンコは女子P4Pランキング2位。ランキング1位チューケイギアンはP4Pでは10位。
バンタム級最後の試合では王者ヌネスのタイトルに挑戦しスプリット判定負けだったシェフチェンコ。フライ級に落としてからは、初戦の元ストロー級王者ヨアンナ戦を除くとオッズはいずれも大差。ランキング1位チューケイギアンが相手も同じで、せっかく階級が制定されていても盛り上がりに欠けている。
チューケイギアンはフライ級で4勝1敗だが、負けているアイがすでにシェフチェンコに完敗しているだけに、期待感は薄い。シェフチェンコ同様、バンタム級から落としてきているため、体格ではシェフチェンコのフライ級での相手の中では一番アドバンテージがある。もっとも、シェフチェンコはバンタム級時代に、よりリーチのあるホリー・ホルムに完勝しているが…。
前手で距離を測るチューケイギアン。シェフチェンコ飛び込んでワンツー。チューケイギアンの前蹴りにバックブローを合わせる。また飛び込んでワンツーロー。お互いハイが空振り。ジャブを入れたシェフチェンコ。チューケイギアンの膝に踏み込んでキャッチしテイクダウンしたシェフチェンコ。ガードを取るチューケイギアン。シェフチェンコは密着したまま動かない。下からの仕掛けを警戒しているシェフチェンコ。ホーン。
1Rシェフチェンコ。最後の肘でチューケイギアンが左眉の上をカットしている。けっこう深い。
2R。出血が止まっていないチューケイギアン。ジャブを当てるシェフチェンコ。バックスピンキックが顔面にヒット。さらに踵落とし。直後にまたチューケイギアンが蹴りを出したところでキャッチしてテイクダウンしたシェフチェンコ。ハーフ。残り1分。押さえ込んだまま殴るシェフチェンコ。チューケイギアンはガードに戻す。下から仕掛けようとするが密着して防ぐシェフチェンコ。ホーン。
2Rシェフチェンコ。
3R。また出てきたところで組んだシェフチェンコ。ボディロック。テイクダウンしてすぐクルスフィックス。パウンド。打たれるままのチューケイギアン。レフェリー止めた。
シェフチェンコ、ランキング1位相手に全く危なげなく完勝。
