ライト級。
昨年8月のコンテンダーシリーズで勝利したウィーバー。2ヶ月後にUFCデビューが一旦決まったが欠場となり、今回が仕切り直しのデビュー戦。MMA14勝4敗の28歳で現在7連勝中。ベアナックルボクシングに出場し、元UFCファイターのジョー・リッグスと対戦したこともあるが、判定負けしている。
お隣メキシコ出身のバーゴスはUFC2戦目。KO勝ちの多いストライカーだが、代役でUFC出場が決まった昨年8月の試合は、UFC0勝1敗のアレックス・ダ・シウバに終始テイクダウンされ押さえ込まれる展開で判定負け。
ウィーバーの蹴りをキャッチしたバーゴス。片足でこらえるウィーバーにパンチを打ち込むとまたタックルに入りテイクダウン。ウィーバーは座った体勢でギロチンに抱える。苦し紛れに見えるが、一応喉元に入っている。しかし浅い。外れた。パウンドを落とすバーゴス。立ったウィーバーは、スタンドでキムラに捕らえるとそのまま後方に投げようとしたが投げられず下に。尻が着いた完全なグラウンド状態で顔面に膝を打ち込むバーゴス。当然反則。タイムストップ。
一瞬意識が飛んだウィーバー。続行不能と見てレフェリーすぐに試合を止めた。ウィーバー反則勝ち。
微妙な体勢でもなかったし、あそこで顔面に膝を入れるのはルールをろくに知らずに出てきていると思われても仕方ない。戦う資格なし。バーゴス、少なくとも反則の膝を入れるまでは内容で勝っていたのに馬鹿なことをした。