格闘技徒然草

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UFC on ESPN+26:メインイベント・ポール・フェルダー vs. ダン・フッカー

ライト級5分5R。フェルダー6位、フッカー7位。

直近6戦では5勝1敗のフェルダー(1敗はウェルター級での試合)。なぜか連勝していてもランカーとの試合がなかなか組まれなかったが、前回エジソン・バルボーザとの試合が組まれて判定勝ちし、上位ランク入り。

地元ニュージーランドで初メインを張るフッカーはライト級に階級を上げてから6勝1敗で、唯一敗れた相手がエジソン・バルボーザ。UFC2戦目で日本大会に出場し、マキシモ・ブランコに判定負けしていたこともあるが、ライト級に上げてから覚醒した。

間合いを詰めるフェルダー。フッカーは距離を取りつつ、間合いに入ってきたところにパンチを合わせる。フェルダーのワンツーがヒット。距離を取りジャブやカーフキックを入れていくフッカー。元階級下だが、身長・リーチでは上回っている。フェルダーのパンチは空振り。ジャブを入れるフッカー。フェルダーのジャブがヒット。ローで足を払ったフェルダー。スリップしたフッカーだが、すぐ立ってダブルアンダーフック。残り1分。離れる。ジャブ、カーフキックを入れるフッカー。フェルダー間合いを詰めてワンツー。ホーン。

1Rは手数でややフッカー。

2Rも距離を取るフッカー。フェルダーのパンチが届かず、フッカーのパンチが届く絶妙な距離からジャブやカーフキックを入れていく。フッカーが間合いを詰めてパンチを入れるとフェルダーのパンチもヒット。フッカー組んでバックに回った。スタンドでバックから片足を絡める。引き剥がしたフェルダー。間合いを詰めるフェルダー。パンチが入り一瞬動きが止まったフッカーだが、逆に打ち返して凌ぐ。ホーン。

2Rフェルダー。終盤、フェルダーのパンチをもらってから足を止めての撃ち合いになったフッカー。こうなるとどちらが倒れてもおかしくないが。

3R。フッカーが自ら間合いを詰めてパンチを入れていく。ワンツーがヒット。フェルダーのパンチは空を切る。前に出たフェルダーにワンツー。ジャブがばしばし入る。フェルダー飛び込んだがかわされた。顔面がだいぶ腫れてきているフェルダー。タックルで組もうとしたが、逆にフッカーが押し込み。ホーン。

3Rフッカー。

4R。パンチが大ぶりになってきたフェルダー。その分当たれば効きそうではある。フッカー出ていく。ジャブ。フェルダーの踏み込んでの右がヒット。フッカータックルに。組んでケージに押し込む。一度離れたが、フッカーまた組み付いてバックに回る。正対するフェルダー。離れる。残り1分。フェルダーのジャブがヒット。フッカーまたタックル。ケージでこらえたフェルダー。押し込んだまま肘・膝を入れるフッカー。ホーン。

このラウンドはフェルダー。シーソーゲーム。

5R。初心に帰ってサークリングするフッカー。フェルダーのワンツーをもらいちょっとぐらついた。フッカー距離を取りジャブを入れるがタックルに。バックに回ろうとするが、フェルダーはケージでこらえる。離れるフッカー。フッカーのワンツーがヒット。また右。両者のパンチが当たる距離で打ち合い。フェルダーがパンチで出るとフッカーカウンターのタックル。ついにテイクダウン!残り1分。ガードでがっちり押さえ込むフッカー。ケージを使って立つフェルダーの背中に乗るフッカー。そのまま倒れ込み上になる。しかしフェルダーはすぐにまた立つ。スタンドでバックを取っているフッカーが膝を入れる。タイムアップ。

5Rが微妙だが、微妙なだけに最後のテイクダウンからの攻めの印象が大きい気がする。

48-47、47-48、48-47のスプリットでフッカーが接戦を制した。