格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC on ESPN+27:オッズ/予想と展望

ジョセフ・ベナビデス 1.69
デイブソン・フィゲイレード 2.25
フェリシア・スペンサー 1.13
ザラ・フェアン・ドス・サントス 6.50
イオン・クテラバ 2.80
マゴメド・アンカラエフ 1.45
ミーガン・アンダーソン 1.44
ノルマ・デュモン 2.85
グラント・ドーソン 1.24
ダリック・ミナー 4.35
ルイス・ペーニャ 1.67
ティーブ・ガルシア 2.30
ガブリエル・シウバ 1.77
カイラー・フィリップス 2.10
ブレンダン・アレン 2.15
トム・ブリーズ 1.74
マルチン・ティブラ 2.00
セルゲイ・スピヴァク 1.83
TJ・ブラウン 2.20
ジョーダン・グリフィン 1.71
アーロン・クルーズ 1.54
スパイク・カーライル 2.60
イスマイル・ナウルディエフ 1.80
ショーン・ブラディ 2.05

メインは消滅の危機が続いていたUFCフライ級の王座決定戦。細々と存続はしているものの、男子では最も層が薄く、新規契約選手も少ない。そんな中でもいい試合、盛り上がる試合が組まれれば良いが、王者セフードは過去の「チャンプ・チャンプ」と同様に、保持する2階級両方の防衛戦を行うことなく、フライ級のベルトを放棄。残されたメンバーでタイトルを争うことになった。

ベナビデスは2012年3月の、UFCフライ級誕生の日からUFCに上がり続け、デメトリアス・ジョンソンとの初代王者決定戦ではスプリット判定負け。そこから3連勝で再びDJとの対戦が組まれたが、1RKO負けしている。そこから7年間で9勝1敗のハイアベレージを残し、不動のランキング1位ながら、タイトル戦が組まれることはなかった。最後の王者セフードにはスプリット判定で勝っているにも関わらず、先にタイトル戦が組まれたのはセフードだった。

対するフィゲイレードは最軽量級ながらフィニッシュ力のある選手で、UFCでの6勝のうち3KO・1一本勝ちがある。フライ級までは毎回15kg以上の減量を行っており、当日はリカバリーして軽量級離れしたパワーを発揮する。唯一敗れたのがグラップラーのジュシーエ・フォルミーガ。

両者は昨年1月に対戦が組まれていたが、フィゲイレードの負傷欠場により消滅している。

ベナビデスは35歳でUFCフライ級最年長。今回がタイトル獲得のラストチャンスだろう。テイクダウンからのコントロールでベナビデスが5Rを制するか、その前にフィゲイレードがフィニッシュするか。オッズはベナビデスを有利と見ているが…。

無情にもフィゲイレードの一発が入り、フィゲイレードKO勝ちと予想。

メインカードでは、男子フライ級以上に絶滅危惧階級とされる女子フェザー級の試合が2試合も組まれている。女子フェザー級の現契約選手はバンタム級を主戦場とする王者ヌネスを除くと5人のみで、そのうち4人が出場することになる。しかし、現状ではタイトル挑戦できそうな実績の選手はいない。その中でも、Invictaフェザー級王者で、サイボーグ相手に判定まで持ち込んだスペンサーが一歩リードか。

第1試合開始は3月1日朝7時から。速報します。