ウェルター級。
ブラディは昨年10月のUFCデビュー戦でいきなりベテランでTUFウィナーのコート・マッギーに判定勝ち。MMA11戦全勝。柔術黒帯。
オーストリア在住ロシア人のナウルディエフ。UFCデビュー戦でいきなり強豪のミッシェウ・プラゼレスに押さえ込ませずに打撃を入れ続けて価値ある判定勝ちを上げたが、2戦目ではチャンス・レンカウンターにスタミナ切れして判定負け。前回は修斗ミドル級王者のシアー・バハドゥルザダがテイクダウンされると何も出来ないのに救われて完勝。
プレッシャーをかけるナウルディエフ。ブラディじわじわ後退。組みに行くブラディだが、ナウルディエフは首相撲に捕らえて肘を入れる。離れた。また前に詰めながら打撃を入れていくナウルディエフ。ブラディのタックルは切られる。下がり続けるブラディ。残りわずかでまたタックル。止められる。ホーン。
1Rナウルディエフ。ブラディ、打撃で押され、タックルでも倒せる気配がなくジリ貧。
2R。ブラディ下がりながら打撃を入れるとまたタックル。止められたが今度はケージに押し込む。脇をくぐってスタンドでバックに回る。ケージを掴んでいるナウルディエフ。足をかけて倒したブラディ。しかしすぐ立たれる。バックに付いているが押さえ込んでいるだけのブラディ。ナウルディエフが正対しがぶりの体勢に。ギロチンに抱えたが立たれた。四つに。またテイクダウンを狙うブラディ。ダブルレッグで倒した。ハーフ。肘。ナウルディエフは押さえ込まれたまま。細かい肘・パウンドを入れるブラディ。ホーン。
2Rブラディ。形勢逆転。
3R。距離を取り打撃をかわしながら飛び込んでパンチを入れるブラディ。タックルとの二択で警戒が必要なナウルディエフにヒット。また飛び込むが今度はタックル。組み付くことに成功するとボディロックからバックに回る。膝をついたナウルディエフにパンチを入れると寝かせてハーフに。ケージを使って立ったナウルディエフだが、すぐまた倒される。バックを取らせて立つナウルディエフだがすぐ倒され、座った体勢からハーフバックで殴られる。立とうとしてもコントロールされて立てない。残り10秒でギロチンに入る。決まらないがタイムアップ。
29-28×2、30-27の3-0でブラディ勝利。
ブラディ勝利は妥当だが、フルマークに入れたジャッジは?