格闘技徒然草

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UFC on ESPN+27:第4試合・ルイス・ペーニャ vs. スティーブ・ガルシア

ライト級。

191cmの長身グラップラー・ペーニャ。この身長でフェザー級だったが、減量失敗しライト級に上げている。ライト級初戦は5年ぶりの試合となるマット・ワイマンに完勝したが、前回はマット・フレヴォラ相手にメディアのジャッジも真っ二つに割れる僅差の内容でスプリット判定負け。

本来はアレックス・ムニョスが出場予定だったが、試合6日前に負傷欠場。急遽UFCデビューが決まったのは、フェザーどころかバンタム級で戦っているスティーブ・ガルシア。Bellatorでは元バンタム級王者ジョー・ウォーレンと対戦したこともある(判定負け)昨年のコンテンダーシリーズで1RTKO勝ちしたがUFCとの契約はならず。先月フィーダーショーのLFAに出場し勝利している。

組んでいったペーニャだが、ガルシアが足をすくってテイクダウン。倒したがペーニャが脇をくぐりスタンドでバックに回る。膝をついたガルシアにハーフバックからパウンド。ガルシアは背中のペーニャに肘を打ち込み抵抗。ペーニャハーフバックのままチョークへ。外した。ディフェンスしているガルシアだがハーフバックのまま逃げられない。ハーフバックのママチョーク。アゴの上。残り30秒。フルバックに。仰向けにして四の字バック。しかしチョークは防いでいるガルシア。ホーン。

1Rペーニャ。10-8がつくかもしれない。

2R開始直後にパンチで突っ込んだガルシアだが、すぐに組まれてバックを取られる。背中に乗ってバックマウント。そのまま仰向けに倒れて四の字バック。時間は4分以上もある。ガルシア、ペーニャの太ももに肘を入れるくらいしかできない。パンチを入れつつチョークや腕十字を狙っていくペーニャ。アゴの上からチョーク。入っていないが、ずっと逃げられずに攻め続けられ心が折れそう。ガルシア、バックを取られた状態でペーニャと殴り合いをするが、当然分が悪い。ホーン。

2Rペーニャ。このラウンドも10-8。

3R。ペーニャいきなり飛び膝。そのまま押し倒すが、ガルシアガードから三角!がっちり入ったかに見えたが、立ち上がって外したペーニャ。立とうとしてまたバックを取られるガルシア。仰向けの体勢でバックマウント。ペーニャは再三チョークを仕掛けるが、アゴの上。しかしガルシアも逃げられないまま、ペーニャがバックの体勢が続く。ペーニャ、チョークは取れそうにないが、セーフティなバックマウントを次ぐ蹴る。残りわずかでガルシアまたバックにいるペーニャと殴り合い。タイムアップ。

三者30-27でペーニャ勝利。しかし、直前の出場で2階級下の相手にあそこまで行ったらフィニッシュが欲しかったところ。ペーニャも喜びはなし。