ヘビー級。
ポーランドのティブラはUFCデビュー戦でティモシー・ジョンソンに判定負けすると、そこから3連勝。その中には元王者のアンドレイ・アルロフスキーへの勝利も含まれている。が、ランカークラスが相手になるとなかなか勝てなくなり、そこから1勝4敗。特にここ2試合は連続KO負け。
ウクライナのスピヴァクはヘビー級では若い25歳。UFCデビュー戦はウォルト・ハリスに何も出来ず1R50秒でKO負け。しかし2戦目はタイ・ツイバサからテイクダウンを取りまくって最後は肩固めで一本勝ち。
ヘビー級とはいえ、腹回りが緩すぎに見えるティブラ。スピヴァクのパンチがヒット。パンチから首相撲に捕らえて膝を入れたスピヴァク。しかしパンチで出たところにティブラがカウンターのタックル。テイクダウン。ガードを取るスピヴァク。パウンドを入れていくティブラ。スピヴァク、ガードで耐えるだけでリカバリーなし。残りわずかで足をサバいてハーフにしたティブラ。ホーン。
1Rティブラ。
2R。またタックルに入ったティブラ。スピヴァク、切れそうにない体勢だったが、なんとかケージにもたれてこらえた。ティブラが押し込んで膝。テイクダウンを狙いつつ膝を入れるもブレイクがかかる。打撃だとスピヴァクがいいパンチを入れていくが、また組まれて倒された。今日何回も見ている座った体勢の相手へのハーフバック。フルバックに。しかしチョークは取れない。パンチを入れるティブラ。ホーン。
2Rティブラ。
3R。ティブラタックル。ケージに押し込むが自ら離れた。KOするしかないスピヴァクだが、出たところにティブラがまたタックル。これは切った。ティブラのタックルは雑で倒せそうにない。またタックル。切ってケージを背負ったスピヴァクだが、ティブラは尻クラッチに切り替えてテイクダウン成功。スピヴァクは万事休すか。ティブラハーフからパウンド。スピヴァク耐えるだけでタイムアップ。
30-27×2、29-28の3-0でティブラ勝利。しかし29-28をつけたジャッジは謎。
勝ったがあのテイクダウンはランカークラスには通用しそうにない。そのタックルで倒されるスピヴァクもお粗末。相当レベルが低い試合。