格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC251:第5試合・レオナルド・サントス vs. ロマン・ボガトフ

ライト級。

戦極ファイターのレオナルド・サントスはUFCデビューから7年間無敗。ただし、試合数は7試合のみで6勝0敗1分け。これだけの実績があれば、通常ならランカークラスと組まれるところだが、欠場が長かったため、実績もリセットされている。前回は2年半の欠場明けで、パンチで秒殺KO勝ち。柔術グラップリングで実績のあるトップグラップラーだが、打撃も強いところを見せた。今回が40歳になってからの初戦。

ロシアのボガトフはこれがUFC初戦。バックボーンはレスリング。29歳でMMA10戦全勝のM-1チャレンジ王者。グラップラーで、10勝のうち半分は肩固めなどの絞め技での勝利。打撃はあまりうまくないと思われる。

蹴りを出してスリップしたボガトフ。サントスにパンチを打ち込まれる。ジャブ、ローを入れるサントス。ボガトフがバックスピンキックを放ったが、せなくぉ向けたところでバックを取られた。グラウンドに持ち込もうとするサントス。しかし放した。無理にグラウンドに持ち込まなくても勝てるという判断か。サントスがジャブを入れていく。残り1分。ボガトフタックル。切られた。またバック肘を放ったところでバックを取られたボガトフ。ホーン。

1Rサントス。ボガトフ、打撃で押されて、組んでもサントスが上で、八方塞がり。

2R。サントスミドル。ボガトフタックルでケージに押し込んだ。ケージでこらえるサントス。ブラウン肘。差し替えして離れるサントス。首相撲から膝を入れると右を打ち込んだサントス。ボガトフ効いて後退。追いかけてパンチ・膝のラッシュ。レフェリー止める機会を伺っている。ボガトフのタックルをガブッて殴るサントス。亀になったボガトフをバックからコツコツ殴る。しかしサントス疲れたのか倒せる打撃ではない。ボガトフが入れ替えて上に。疲れが顔に出ているサントス。ガードを取る。残り1分。ボガトフパウンド。立ち上がり強い打撃を入れる。ホーン。

2Rサントスだが、終盤ガス欠に。ボガトフ、逆転勝ちの目が出てきた。

3R。サントス最初から下がる。バテバテ。ボガトフは逆に息を吹き返した。タックルからテイクダウンを狙うがなんとかこらえた。しかしそこにボガトフが膝を入れるとローブローに。タイムストップ。サントス苦しいとは思うが、スタミナ回復も図っている?たっぷり休んで再開。ちょっと動きは復活しているサントス。ボガトフまたタックル。シングルレッグ。こらえるサントス。ケージに押し込んで殴るボガトフ。尻クラッチから倒しかけたがサントスしのいだ。またボガトフが膝を入れるとローブローアピールするサントス。ボガトフは腹だろとアピール。リプレイを見るとファールカップをかすめているようには見えるが。再開。すぐタックルに入るボガトフ。片膝をつかせる。両足を束ねて寝かせようとするがこらえているサントス。残り1分。ボガトフ、片膝をついているサントスの顔面に膝。反則。初参戦とはいえ、この体勢からの膝はM-1チャレンジでも反則だろうし言い訳できない。2点減点。残りちょうど1分から再開。KOするしかないボガトフ。パンチから組みに行くが止められた。ボガトフまたパンチで出る。ヒットはしているが凌ぐサントス。アッパーを入れたがサントス引き込んで凌ぐ。タイムアップ。

三者29-26でサントス勝利。

スタミナ切れしたが、その状態でも引き込まずにしのいだのが良かったサントス。

一方のボガトフ、せっかくの逆転チャンスにいただけない反則。自ら勝機を潰してしまった。