格闘技徒然草

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UFC251:第11試合・ピョートル・ヤン vs. ジョゼ・アルド

バンタム級王座決定戦。ヤン3位、アルド6位。

王者セフードが5月にアルドとの防衛戦をブラジルで行う予定だったが、パンデミックによりブラジルでの開催が不可能になり、アルドがブラジルから出国できず、セフードはドミニク・クルーズにKO勝ちして、直後に引退を宣言し、タイトルを返上した。

今回、王座決定戦が組まれるにあたり、前回タイトル挑戦予定だったアルドの名前が入るのは自然な流れであるが、そもそもバンタム級転向初戦でランキング1位マルロン・モラエスに敗れたアルドが、モラエスを差し置いてタイトルに挑戦するのが不可解。残念ながら、今回もモラエス抜きでのタイトル戦に。

ピョートル・ヤンは強烈なボクシングとレスリングが武器で、UFC6戦全勝。ジョン・ダドソン戦ではパンチでダウンを奪われる場面があったが、冷静に凌いで逆転判定勝ち。一発だけでなく、判定になっても勝つ手段を持っている。

フェザー級のレジェンド王者アルドは前回がバンタム級初戦。モラエス戦は接戦だったが、後半がアルドペースで、5Rあれば違った展開になったかもしれない。2009年にWEC王者となって以来、2017年までずっと5Rマッチを戦ってきており、うち半数が判定勝ち。5Rの戦い方をもっともわかっている選手の一人である。

ジャブで牽制する両者。リーチではあるどが上。右を一発入れた。ヤン左ハイからパンチを入れる。ヤンのワンツー。アルドロー。ヤンの右がクリーンヒット。アルド下がらない。アルドのろーでヤンが転倒したがすぐ立つ。ヤン右ハイ。両者慎重。またヤンが右を打ち込むがアルド右ロー。ヤンの右がまたかすめた残り40秒でアルドなんとタックル。しかし切った。下になったアルドにインサイドから強烈なパウンド。ボディに入り効いた。アルド頭を抱えて防戦一方。パウンドラッシュ。止められそうだったが、下から蹴って逃れたアルド。ホーン。

1Rヤン。互角に近い攻防だったが、終盤のパウンドでアルドが大きなダメージをを負ったか。

2R。アルドのろーをもらってスイッチしたヤン。ヤン左ハイ。左ボディから右。右ボディ。アルドの強烈なロー。ヤンちょっと後退。しかしまた出るとワンツー。今度はアルドがちょっと下がる。右を打ち込むアルド。右ボディ。ヤンちょっと手数が少ない。アルドが逆にノッてきた。パンチ、ローを入れていく。残り10秒の拍子木と同時に連打を入れたヤン。ホーン。

2Rは手数でアルド。

3R。ミドルを入れるアルド。このラウンドも先手を取っていく。ミドルの蹴り合い。ワンツー。アルドのボディをもらってヤン後退。効いたか?アルドボディを打ちながら出る。効いてる。ケージに詰めて首相撲から膝を入れるが、ヤンがパンチで出ることで凌ぐ。ショートアッパー。アルドはロー。テンカオ。ヤンが手数を増やしてきた。先にパンチを打ち込む。頭を振ってかわすアルド。ヤンバック肘。アルドの右ボディにワンツーを返したヤン。連打で出るがアルドかわしている。ホーン。

3Rアルド。ヤン、ボディを効かされ劣勢になったがなんとか凌いだ。

4R。すぐにパンチで出ていくヤン。アルド右ボディ。左ボディフック。ヤンもパンチを打ち返す。クリンチアッパー。四つからボディに膝。大外刈りを見せたヤンだが倒せず。このラウンドはどんどん先手を取っていくヤン。アルドは距離を取る。下がり続けるアルドだが消耗しているのか、このラウンドは捨てているのか。ヤンが攻め続ける。ケージに詰めたヤン。アッパーを入れた。足を買ってテイクダウン。またガードを取ったアルドにパウンドを落とす。下から腕を掴んで凌ぐアルドだがヤンは肘。ボディにパウンド。強いパウンドを入れていくヤン。ホーン。

4Rヤン。アルド相当削られた。

5R。ヤンのワンツーがヒット。パンチを打たれて嫌倒れしたアルドにヤンパウンドラッシュ。蹴り離そうとしたが離れずハーフにしたヤン。足でアルドの腕を固定しパウンドを打ち込む。背中を向けたアルド。パウンド連打。レフェリー止める機会を伺っている。鉄槌連打。なんとか動いてポジションを変えたアルドだがヤン攻め続ける。脇腹に膝。亀でひたすらこらえるアルド。ついにレフェリー止めた。

ヤンがバンタム級新王者に。アルドも強かったが、最後は圧倒した。