ライトヘビー級。
リトアニアのブカウスカスとギリシャのマイカライディスはともにUFCデビュー戦。イギリス在住のブカウスカスは26歳で10勝2敗。現在6連続フィニッシュ勝利中。キックでもイギリス王者になっている。一方、グラウンドやテイクダウンディフェンスにはまだ課題が残る。
マイカライディスは31歳で12勝3敗。ヴィニシウス・モレイラが新型コロナウイルス感染により欠場となり、代役で急遽出場を決めた。前回は195ポンドキャッチウェイトでの試合だったが、本来は1階級下のミドル級の選手。ヨーロッパ柔術王者・キック王者。こちらもやはりスタンドレスリングに穴がある。
ローの蹴り合い。マイカライディスはカーフキック。ブカウスカスもミドルを返す。ワンツー。お互いパンチの間合いにはなかなか入らない。ブカウスカスのパンチでバランスを崩し手をついたマイカライディスだがすぐ立った。マイカライディスの右がヒット。両者飛び込んでのパンチを入れる。マイカライディスの右オーバーハンドがヒット。またカーフキック。残りわずかでマイカライディスがタックルに入るが、ブカウスカスはケージでこらえるとブラウン肘連打。ホーン。
が、ホーン後にマイカライディスが続行不能となり試合終了。最後のブラウン肘連打が効いたのかもしれないが、どこにヒットしていた?
若干後頭部をかすめていたかもしれないがほぼ合法の攻撃。マイカライディスはインターバル中によろけたのを見てレフェリーから止められた模様。インターバル中なんだからいいじゃないかと思うが、まあどちらにしても続けられるダメージではなかったか。
ブカウスカスKO勝ち。