ライト級。
UFCでは五味に勝つなどし、ランキングにも入っていたジュリーだが、フェザー級に落とすと中堅に甘んじ、連敗してBellatorへ。Bellatorではライト級に戻すと、初戦でいきなり元UFC王者ベンヘンと対戦。しかし消極的な内容で判定負け。2戦目は中堅のブランドン・ガーツ相手に接戦の末判定勝ちでBellator初勝利。
WSOFフェザー級王者のカラカニヤンはDREAMで高谷に勝利したことがある。Bellatorでは勝ったり負けたりでタイトル戦線までたどり着けず、昨年のフェザー級トーナメントに出場したものの、AJ・マッキーに秒殺KO負け。前戦からライト級に上げて、今年2月の初戦はギロチンで一本勝ち。
打撃戦からカラカニヤンタックルへ。押し込むが離れた。またパンチで出てタックルに入るカラカニヤン。ケージでこらえるジュリー。押し込みながら膝を入れるカラカニヤン。残り1分。ジュリー入れ替えた。離れる。大振りののフックを放ったカラカニヤンだが空振り。しかしまたパンチで出るとタックル。ブラウン肘でこらえるジュリー。ゴング。
1R手数はほぼ五分。
2R。左右のフックで出るカラカニヤン。ジュリーもジャブ、前蹴りを打ち返す。組んできたカラカニヤンをケージに押し込むと膝を入れる。離れた。フックを振り回すカラカニヤンにジュリーはワンツーをヒット。テンカオをボディに入れる。蹴りをキャッチしたカラカニヤンがシングルレッグへ。振り回すと放してパンチを入れまたタックル。ケージに押し込みダブルレッグ。足を束ねて尻もちまでつかせたが、ジュリーはバックを取らせて立つ。スタンドで正対して入れ替えた。押し込んで肘。残り1分。四つからまた入れ替えたカラカニヤン。放してパンチ連打からまたタックルへ。また倒されたジュリーは押さえ込まれる前に立つ。なおもタックルでテイクダウンを狙うカラカニヤンに肘を入れるジュリー。ゴング。
2Rカラカニヤン。
3R。ジュリーがジャブを打ちながら出る。パンチで出るカラカニヤンに肘をヒット。カラカニヤンまたタックルへ。受け止めて離れたジュリー。カラカニヤンまたタックルから押し込み。足を束ねて倒したが、すぐ立たれる。スタンドでカラカニヤンのパンチとジュリーの肘の打ち合い。ジュリーが前に出てタックルへ。カラカニヤン得意のギロチン。しかし首を抜かれ外された。インサイドから肘を入れるジュリー。亀になったカラカニヤン。ハーフバック。仰向けにしてそのままマウントを取ろうとするが、カラカニヤンがガードに戻した。肘・パウンドを入れるジュリー。カラカニヤン凌ぐのみ。残り15秒で蹴り離して立ったカラカニヤン。ジュリーがタックルで押し込んだところでゴング。
30-27カラカニヤン、29-28ジュリー、30-27ジュリー。スプリットでジュリー勝利。
割れるとは思ったが、両者ともフルマークが入る内容では無いだろう。1Rの差。
