ライト級5分3R。
前回の対戦は4年前。ベンヘンがBellator3戦目で当時チャンドラーが保持していたライト級タイトルに挑戦対戦し、前半のチャンドラーの攻めを凌いだベンヘンが後半驚異のスタミナで盛り返したものの、スプリット判定負け。しかし終了時点で元気だったのはベンヘンで、無意味な仮定だが、延長ラウンドがあったらベンヘンが勝っていたのではと思われた。昨年末に日本で再戦が組まれたがベンヘンが負傷欠場。6月にスライドしたが、イベント自体が中止になっている。
Mr.Bellatorのチャンドラーは昨年5月、パトリッキー・フレイレに出会い頭のパンチを貰ってKO負けしタイトル陥落。再起戦となった昨年末の日本大会では代役の格下相手に快勝。この試合を最後にBellatorとの契約が切れフリーエージェントになる。再契約するとしても、他団体に行くとしても負けられない。
ベンヘンは現在4連勝中だが、緊急出場だったロジャー・フエルタを除くと判定勝ちで、インパクトは残せていない。前回は後半盛り返したが、今回はノンタイトル戦で3R。スロースターターのベンヘンにとって厳しい。
ミドルを蹴るチャンドラー。ベンヘンもミドルを返す。プレスしていくチャンドラー。ベンヘンワンツー。ベンヘンのミドルをキャッチしたチャンドラーが右フックを打ち込む。積極的に攻めていくチャンドラー。左を打ち込みベンヘンダウン!うずくまったベンヘンにパウンド!KO!
チャンドラー完勝。リプレイを見ると、最初の左が顎にヒットして完全に効いていた。ベンヘンは最初のパウンドはかわしていたが、その後は頭をマットにつけたまま動けず、止められた後も自力で立てなかった。