格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC252:オッズ/予想と展望

ティーペ・ミオシッチ 1.95
ダニエル・コーミエ 1.87
ショーン・オマリー 1.38
マルロン・ヴェラ 3.25
ジュニオール・ドス・サントス 2.10
ジャルジーニョ・ホーゼンストライク 1.77
ジョン・ダドソン 3.05
マラブ・デヴァリシビリ 1.41
ハーバート・バーンズ 1.36
ダニエル・ピネダ 3.40
ジム・ミラー 2.15
ヴィンチ・ピチェル 1.74
フェリス・ヘリッグ 3.60
ヴィアナ・ジャンジローバ 1.31
TJ・ブラウン 1.67
ダニー・チャベス 2.30
アシュリー・ヨーダ 2.40
リヴィア・ヘナタ・ソウザ 1.63
クリス・ドーカス 2.00
パーカー・ポーター 1.83
カイ・カマカ 1.59
トニー・ケリー 2.50

メインはヘビー級タイトル戦のラバーマッチ。3年連続での対戦で、ミオシッチにとっては3戦続けてのコーミエ戦となる(コーミエは第1戦と2戦の間にデリック・ルイス戦を挟んでいる)。

過去のオッズ。

2018年7月

  • ミオシッチ 1.40倍
  • コーミエ 3.10倍

初戦は久しぶりのヘビー級戦ということもありアンダードッグだったコーミエが、1RにショートのフックをヒットさせKO勝利。ただ、KOパンチがヒットする直前にコーミエのアイポークがあったことで、後に物議を醸した。

2019年8月

  • ミオシッチ 2.25倍
  • コーミエ 1.69倍

再戦は前回勝った選手がフェイバリットになりがち。コーミエがテイクダウンも奪い優勢に試合を進め、3Rまではコーミエペースだったが、4Rに入りミオシッチのボディブローを嫌がるようになり、効いて下がったところにパンチのラッシュをもらいKO負け。

コーミエは負けたが内容では押されていなかったこともあり、ほぼイーブンのオッズながらフェイバリットに。

昨年3月の40歳の誕生日に引退すると予告していたコーミエはもう41歳。一方のミオシッチも若くはない37歳。両者とも1年近いブランクに加え、ジムの閉鎖でトレーニングできない期間があった。前回の試合を見る限り、ミオシッチにとってはやりにくそうで相性が悪いかもしれない。逆転のきっかけになった4Rのボディ攻撃はコーミエも対策をしてそう。

コーミエKO勝ちと予想。

プロスペクトのショーン・オマリーがナンバーシリーズのセミに抜擢。UFCデビュー当初は期待された大きな扱いの割にインパクトある勝利が残せていなかったが、ブランク明けの2戦はいずれも1RKO勝利。

相手は前回5連続フィニッシュ勝利をソン・ヤドンに止められたマルロン・ヴェラ。しかしファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。ヴェラはヤドンに負けたことでランク外に落ちたが、実力的にはランカーと遜色ない。前回も期待のヤドン相手にアンダードッグだったヴェラだが、内容はほぼ五分だった。

オッズはけっこう差がついているが、実力的にそこまで差はないと見る。オマリーはランカーとの対戦がないままのランキング入りで、ヴェラが過去最強の対戦相手となる。オマリーが今後一気にランキング上位との対戦に絡んでいけるかどうかの試金石となる試合。

セミ前では元ヘビー級王者のJDSが元RIZINファイターで前回フランシス・ガヌーに秒殺KO負けしたホーゼンストライクと対戦するが、オッズがアンダードッグ。JDSもまたガヌーにKO負けした後、カーティス・ブレイズにもKO負けしているが、ホーゼンストライクもガヌー戦の前のアリスター戦は終始押され続けた状態から最後の10秒での逆転KO勝ちだったので、ホーゼンストライクの方が評価が高いのが意外。

第1試合開始は16日朝8時から。速報します。