格闘技徒然草

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UFC252:第8試合・ハーバート・バーンズ vs. ダニエル・ピネダ

フェザー級だったがバーンズが3.5ポンドオーバーでキャッチウェイトに。

ウェルター級1位ギルバートの弟ハーバートは、7月にタイトル挑戦予定だった兄とともに新型コロナウイルスで陽性となってしまった。復帰したが今度は体重オーバーに。兄同様柔術家で、前回はエヴァン・ダナムから1Rチョークで秒殺一本勝ちしたが、重いパンチも武器でUFCデビュー戦はパンチでのKO勝ち。今年UFCデビューしてから早くも3戦目となる。

ダニエル・ピネダは6年ぶりのUFC復帰戦。2014年にUFC3勝4敗の戦績でリリースされているが、当時は29歳で現在35歳。UFCリリース後はローカルイベントを経てBellatorに参戦。エマニュエル・サンチェスやカラカニヤンらトップクラスに敗れてリリースされると、昨年はPFLにフェザー級に出場。決勝トーナメントで2試合連続1R勝利し、100万ドルを賭けた決勝戦の切符を手に入れたが、試合後のドラッグテストに引っかかりノーコンテストに変更の上、決勝進出の資格も失ってしまった。柔術黒帯で、キャリア26勝のすべてがフィニッシュ勝利。

バーンズタックルへ。ボディロックしバックに回る。反転したピネダが立ってスタンドになると、今度はピネダがタックルへ。テイクダウン。バーンズのガード。パウンドを入れるピネダ。ハーフにして殴っていく。ガードに戻したバーンズ。バーンズオモプラッタ。外れた。肘を落としたピネダ。殴って削り続ける。バーンズちょっと不利な体勢で受け続けている。居列なパウンドを入れていく。三角を狙ったバーンズだが首を抜いて外したピネダ。休まずパウンドを入れ続ける。バーンズ下から打ち返すが当然打ち負けている。ホーン。

1Rピネダ。

2R。バーンズがパンチから組み付くとそのまま足をかけてテイクダウン。ピネダのガードに。パウンドを入れるとピネダはすぐに背中を向けて立つ。しかし足をフックし倒したバーンズ。ハーフからマウントへ。ガードに戻して立ったピネダだが、バーンズすぐにテイクダウンしバックへ。が、ピネダ反転して上に。ハーフからコツコツ殴っていく。足を抜いてサイド。クルスフィックス。固定して肘。動けないバーンズ。殴られ続ける。レフェリー止めた。

ピネダ、6年ぶりのUFC帰還で連勝中のバーンズを下し復活勝利。

お互いグラウンドが得意な者同士だが、バーンズには下になってからのリカバリーがなかったため、削られ続けてしまった。