バンタム級。オマリー14位。
無敗でコンテンダーシリーズに登場し1RでKO勝利し、UFCデビューからセミ扱いというプッシュのされようだったオマリー。しかしデビューから2戦は3Rを落としての判定勝ちと、期待に応えたとは言い難い内容だった。そこから約2年、不可抗力の出場停止期間があり、今年3月に復帰すると覚醒。2試合連続の1RKO勝ち。本物の雰囲気を徐々に出してきている。
ヴェラはプッシュされているオマリーとは逆に、勝っても勝っても上で組んでもらえず、ノーランカー相手に5試合連続フィニッシュ勝利したことでランクイン。前回、オマリー同様期待のプロスペクトであるソン・ヤドンと対戦し、前半は落としたものの、後半盛り返し、判定で敗れたもののほぼ互角の内容だった。売出し中のオマリーではあるが、決して楽なマッチメイクではなく、実力を推し量ることができる試合。
カーフキックを入れたオマリー。蹴りを入れていく。ミドル。キャッチしようとしたヴェラだがつかめず。ヴェラが出ると下がって距離をキープするオマリーだが、ケージ際まで後退。ヴェラ前蹴り。オマリータックルのフェイント。ケージを背負ったオマリー。ヴェラが入ってくるところにパンチを合わせる。カーフキックを入れたヴェラ。オマリーサークリングしているが手が出なくなった。トラブルか?ヴェラが間合いを詰めるとパンチを合わせる。下がったヴェラを追いかけてパンチを入れるがスリップして下に。ヴェラパウンド。連続で入ってレフェリー止めた。
右のスネを押さえているオマリー。途中のタックルに入ろうとしたところで足を痛めていた模様。それ以降まったく手が出なくなってしまっていた。不運だが、運も実力のうちか。