格闘技徒然草

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PANCRASE317:予想と展望

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今回はプレリム4試合+メインカード7試合のミニ興行。しかしながら、メイン終了後に、8月10日に中止になったFighting NEXUS主催「八王子超人祭り」で予定されていた試合がNEXUS提供試合として行われ、さらにその後にアマチュアパンクラスの試合が10試合行われる。

メインはフェザー級次期挑戦者決定戦。ともにパンクラスでネオブラ王者となりながら、パンクラスではタイトル挑戦する前に海外に挑戦し、跳ね返されて出戻ってきた者同士。

中島はロシアのACBに日本人として初めてレギュラー参戦。修羅の国で2勝3敗の戦績を残して帰還。元UFCファイターの田村一聖にスプリット判定勝ちし、次戦でカイル・アグオンとの挑戦者決定戦が組まれたがスプリット判定負け。その後、ユータ&ロックに判定負け、ボリス・フェドロフに判定勝ち。このところは勝っても負けてもグラップリングゲームで僅差の試合になることが多い。

堀江は目標としていたUFC参戦を昨年果たしたものの、スタンドで距離を取り続ける展開から打撃をもらいKO負け。消極的なファイトスタイルに映ったからか、異例の1試合でのリリースとなったが、明らかに力が足りていなかったし、UFCでは育てるマッチメイクも期待できなかったので、かえって本人にとっては良かったかもしれない。ストライカーだが、2月のパンクラス復帰戦では同じストライカーの内村洋次郎相手にタックルからテイクダウンを奪うなど、新たな武器を身に着けたことを見せた一方、倒す打撃が見せられなかったという反省点もあった。

前回は組みも見せた堀江だが、今回は純粋な打撃 vs. 組みの対戦になりそう。

セミでは修斗ライト級王座を返上した松本光史パンクラス初参戦。昨年のONE日本大会で、修斗 vs. パンクラスの4 vs. 4王者対抗戦ではパンクラス王者久米の久米地獄に判定負け。リベンジをするためにパンクラスに乗り込んできた。相手は前回GLADIATORでDEEPタイトルに挑戦経験もある岸本泰昭に判定勝ちした松岡嵩志。

NEXUS提供試合にはUインターでデビューしUFCジャパン王者にもなった山本喧一の次男・山本空良が出場。父の経営する札幌のPODでトレーニングを積んでいて、事務主催のイベント・PFCでは初代フェザー級王者に。NEXUSでは初代フェザー級王座決定トーナメントで勝ち上がっている(トーナメントは現在休止中)。

第1試合開始は23日14時45分から。速報します。