格闘技徒然草

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UFC on ESPN15:第1試合・ティムール・ヴァリエフ vs. トレヴィン・ジョーンズ

バンタム級だったが、直前のカード変更により140ポンド契約に。

ヴァリエフはWSOFの常連ファイターで、WSOFでは4勝1敗。当時のバンタム級王者マルロン・モラエスとの対戦が期待されたがイベントが消滅。ヴァリエフはPFLに出場すると予選リーグで2連勝したが、決勝は負傷欠場。ローカルイベントで連勝してUFCとの契約を勝ち取った。サンボ・パンクレイション・空道がバックボーン。メインに登場するエドガーのスパーリングパートナーでもある。

当初はフィリピンのマーク・ストリーグルと対戦予定だったが、ストリーグルが新型コロナウイルスの検査で陽性となり欠場。代役はグァムのトレヴィン・ジョーンズ。PXCでキャリアを積み、パンクラスでタイトル挑戦したこともある山本美憂の夫・カイル・アグオンとは4度対戦し1勝3敗。PXC消滅後は韓国・ロシアなどで試合をし、昨年5月にはDEEPで元バンタム級王者の大塚隆史と対戦して2Rチョークで一本勝ちしている。今回はそれ以来の試合。

左右のミドルを入れたヴァリエフ。ハイ。ジョーンズはやや受け身。ジョーンズがジャブで出る。しかしヴァリエフは思い切りのいい打撃を打ち込む。ジョーンズケージ際まで後退。ショータイムキックを見せたヴァリエフ。アグレッシブ。右がヒット。右ミドルがヒットしジョーンズ嫌がるようにうずくまる。立ったがサンドバック状態。パンチ・ヒジを入れるヴァリエフ。またミドル。KO寸前のジョーンズ。残り30秒でヴァリエフがバック肘を出したがそこにタックルを合わせたジョーンズ。テイクダウン。ホーン。

1Rヴァリエフ10-8。ボディのダメージはすぐには抜けないが、ヴァリエフの攻め疲れがあるかどうか。

2R。ジョーンズ前に出てパンチを入れるとタックルで押し込む。しかし入れ替えて抜け出したヴァリエフ。またミドル。もう一発。効いてる。前蹴り。カーフキック。ジョーンズ出られない。ヴァリエフのローにジョーンズがパンチを合わせてダウン奪取!パウンド!効いてる!!連打してレフェリー止めた!

ジョーンズ大逆転勝利。

9割9分圧倒していたヴァリエフだが、1Rのラッシュでちょっと力を使いすぎたか。