メインはエドガーが接戦の末勝利。際どい内容とは言え、負けていたと意見も多く、エドガーが今後バンタム級で戦っていくのは楽ではないと思えた。動きは悪くなかったが、一発の重さはムニョスが上で、持ち味のスピードがこの階級だとそこまで突出していないのが厳しい。打撃の被弾もいつになく多かった。
魅津希は初めてダウンも喫しての完敗。一発の強さに差がありすぎた。ダウンを喫した1R以外は接戦だったが、スタンドで押し込んでも特にダメージを与えていないので、時間がすぎるほどに不利になっていった。テイクダウンもむしろ相手に奪われていたので厳しい。単にUFCで戦うというだけではなく、ベルトを狙うならこのレベルで躓いてはいけなかった。
直前のカード変更により、ランカーはメインに出た2人のみに。フィニッシュ決着も多かったが、その分大味だった。最近は毎回思うが、レフェリーのストップが遅くなる傾向がある。それでKO負け寸前だった選手の逆転勝ちが2試合もあったのでモヤモヤしてしまう。