格闘技徒然草

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UFC on ESPN+33:第1試合・マロリー・マーティン vs. ハンナ・サイファーズ

女子ストロー級だったが、サイファーズが1ポンドオーバーでキャッチウェイトに。

マロリーは昨年12月にUFCデビュー。コンテンダーシリーズで勝利してもUFCと契約できなかったが、欠場選手の代役として契約すると、元Invictaストロー級王者のジャンジローバに寝技で圧倒され2Rチョークで一本負け。

そんないいところが全く見せられていないマロリーに対し、大きくアンダードッグなのがサイファーズ。UFC戦績2勝4敗で3連敗中だが、5月・6月に続き、新型コロナウイルスでの中断以降で最多となる3試合目。前回はフライ級に上げての試合だったので負けてもリリースしないという合意があったと思われる。が、流石に今回負けたらリリースだろう。

ステップするサイファーズ。マーティンはじわじわ間合いを詰める。間合いが詰まるとパンチを打ち込む両者。手数を出していくサイファーズ。マーティンの右がヒット。しかしサイファーズの飛び込んでの右がヒットしマーティンダウン!パウンド連打。ガードで凌いだマーティンが立つが、サイファーズはパンチのラッシュで試合を終わらせに行く。ヒットしているがKOするほどではない。マーティン、引き込みで凌ぐ。残り1分。サイファーズはスラムで叩きつけるとパウンドラッシュ。下からホールディングして凌ぐマーティン。サイファーズ離れてスタンドになるが時間がない。ホーン。

1Rサイファーズ。しかしダウンダッシュ後の猛ラッシュでスタミナの消費が心配。

2R。案の定消耗しているサイファーズ。マーティンパンチからタックルで押し込むと、ボディロックしテイクダウン。ハーフからパウンドを打ち込みながらマウント。肘。亀になったサイファーズ。サクッとチョーク。タップアウト。

マーティン逆転勝利。地力に劣るサイファーズは、ダウン後に試合を終わらせに行った判断は正しかったが、KOさせられるだけのパウンドを打ち込めなかった。