格闘技徒然草

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UFC on ESPN+33:第6試合・マキ・ピトーロ vs. インパ・カサンガナイ

ミドル級。ともに今月試合したばかりでショートノーティスでの出場。当初は先週のUFCで組まれていたが、さすがに無理だったのかスライドされている。

ピトーロは8月8日にダレン・スチュワートと対戦。UFC1勝1敗での3戦目の試合で、ケージに押し込まれたところを入れ替えてシングルレッグに入ったが、そこにギロチンを合わされ1Rタップ負け。短時間で一本を取られたことが幸いしてダメージは少なかった。とはいえリリースがかかった試合になる可能性が高い。

UFCデビュー戦のカサンガナイはピトーロの試合の3日後に行われたコンテンダーシリーズで勝利しUFCとの契約を勝ち取ったばかり。プロ5戦のキャリアで昨年のコンテンダーシリーズに出場し、判定勝ちしたがUFCとの契約はならず。その後組まれた試合もすべてキャンセルとなり、1年ぶりの試合が再びコンテンダーシリーズで、またもテイクダウンしての判定勝ちだったが、今度は契約を果たした。すぐに試合が組まれるあたり、選手の駒不足にも助けられたのかもしれない。ここまでMMA7戦全勝の26歳。

間合いを詰めるカサンガナイ。ピトーロはステップして距離を取りつつジャブを入れる。追いかけるカサンガナイにワンツー。連打を入れるが、カサンガナイは組むとケージに押し込む。しかし離れる。カサンガナイのオーバーハンドライトがヒット。ヒット数でピトーロが上回る展開で残り1分。カサンガナイ、パンチのラッシュでケージまで下がらせるとラッシュ。しのいだピトーロだが左のこめかみをカット。さらにカサンガナイのパンチを貰う。ホーン。

ヒット数は五分だが最後の印象でカサンガナイか。

2R。右を振り回すカサンガナイ。ピトーロのバックブローは空振り。じりじり出ていくカサンガナイ。出ようとするところにジャブを入れたピトーロ。ジャブで出るカサンガナイ。ピトーロはカウンターをあわせる。カサンガナイが大振りのパンチで下がらせたところで連打を入れるが、ピトーロも打ち返していく。組んだカサンガナイ。ボディロック。しかしピトーロが差し返し逆にケージに押し込む。離れた。残り30秒。クリンチからの離れ際にパンチをヒットさせたカサンガナイ。最後にまた距離を詰めてワンツーをヒット。ホーン。

2Rカサンガナイ。

3R。ワンツーをヒットさせたカサンガナイだがピトーロも手数を増やしてきた。カサンガナイの右ボディからの左フックがヒット。プレスしていく。カサンガナイの3連打がヒット。さらに右もヒット。ヒット数に差が出てきた。ピトーロ疲れたのか、手を出しているがパンチの威力がない。ピトーロは倒しに行かず、カサンガナイも無理に攻めずにタイムアップ。

判定三者ともフルマークでカサンガナイ勝利。