格闘技徒然草

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UFC on ESPN+33:第7試合・リカルド・ラマス vs. ビル・アルジオ

フェザー級

ラマスは直近4戦で1勝3敗。WECと契約してから11年、UFCに参戦してからも9年になる。38歳はUFCフェザー級最年長。前戦は昨年6月のカルヴィン・ケイター戦だが、当時はランキング10位だったものの、試合間隔が開いた間にノーランカーに。当初はTUFウィナーでUFC4戦全勝のグラップラー・ライアン・ホールとの試合が組まれていたが、ホールの直前の欠場で初参戦のアルジオに変更。

アルジオは昨年のコンテンダーシリーズに出場したが判定負け(勝った選手もUFCとの契約はならず)。31歳で13勝4敗。柔術黒帯でレスリング・ムエタイのキャリアもある。フェザー級では長身の183cmで、さらに長いリーチを持つ。

パンチで出たアルジオをがぶるラマス。放した。ジャブを入れる。アルジオ出るがまた組んだラマスが四つからテイクダウン狙い。差し替えしたアルジオがボディロックするが引き剥がしたラマス。左ミドル。右ハイ。また左ミドル。蹴りを打ち込んでいくラマス。ワンツー。アルジオもパンチを打ち返す。ラマスアッパー。右ハイ。アルジオもう疲れが見える。飛ばしているラマスに付き合いすぎたか。残り1分。ラマスのカーフキックでバランスを崩したアルジオ。ヒット数ではここまで五分。アルジオの左がヒットし一瞬動きが止まったラマス。またカーフキック。ちょっと効いた素振りを見せたアルジオだが、パンチで出てケージに押し込むと肘、パンチの連打。ホーン。

ヒット数に差はない。最後の攻めの印象でアルジオか?

2R。蹴りを入れるアルジオ。右を打ち込む。ラマスワンツーからハイ、さらにタックルにつなげると、そのままスタンドでバックに回り、後方に倒れて引き込む。しかしアルジオ立って離れた。ガードが下がっているアルジオだがパンチ連打から左ハイ。ラマスシングルレッグからケージに押し込みテイクダウン狙い。肘を入れるアルジオ。ダブルレッグに切り替えたラマスだが倒せず。離れた。手を出し続けるラマス。出てきたラマスにアルジオのテンカオが顔面にヒットし効いた!アルジオすかさず出るとテイクダウン。しかしスイッチで脱出したラマス。またケージに押し込みテイクダウンを狙う。こらえて肘を入れるアルジオ。離れた。残り30秒。ラマスも消耗している。右を打ち込む。カーフキック。ホーン。

2Rアルジオ。

3R。左右のハイを打ち込んだラマス。アルジオ前蹴り。パンチの連打がヒット。ラマスタックルに入るが受け止めたアルジオ。なおもテイクダウンを狙うラマスに肘。しかし大内刈りでテイクダウンしたラマス。インサイドから肘。後転し亀になったアルジオ。足を絡めてリバース・クルスフィックスの体勢からパウンドを入れるラマス。ふりほどいて立ったアルジオだがすぐにまたテイクダウンするラマス。バックをキープしパウンド。立とうとしたアルジオを投げてバックマウント。残り1分。バックからマウント、またバックマウントに移行すると、体を伸ばしてパウンドを入れるラマス。アルジオ正対するがまたマウント。肘連打を入れるラマス。タイムアップ。

3Rラマスだが、10-8あるかどうか微妙。微妙な1Rがどちらに入るかによって勝敗が変わる。

三者29-27でラマス勝利。三者とも1Rラマス、3Rは10-8ラマスか。負けたがアルジオもUFCデビュー戦ながらタイトル挑戦もしたベテラン相手にいいところまで攻めていた。