格闘技徒然草

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UFC on ESPN+36:第5試合・ジェシカ・ローズ・クラーク vs. セーラ・アルパー

女子バンタム級

元キックボクサーでUFC2勝2敗のクラーク。フライ級で減量失敗し、前回からバンタム級に上げているが、パニー・キアンザド戦では体格の不利が響いてスタンドで圧され続ける展開のまま判定負け。

昨年8月のコンテンダーシリーズでシャナ・ヤングに一本勝ちしてUFCとの契約を果たしたアルパーだが、5月に予定されていたデビュー戦が新型コロナウイルスの影響で中止に。コンテンダーシリーズで対戦したヤングはその間に3戦し、2月にUFCデビューを決めている(2月にメイシー・チアソンと対戦し判定負け)。MMA9勝4敗の29歳。

詰めてきたクラークにダブルレッグを仕掛けるアルパー。両足を束ねてテイクダウンしたが、押さえ込ませずに立ったクラーク。ケージに押し込んでいるアルパーはまたタックルへ。こらえてブラウン肘を入れるクラーク。首投げを狙ったアルパーだが脇をくぐられスタンドでバックを許す。クラークはバックから膝。アルパー、バックを取られた体勢でアームロック狙い。そのまま下になり強引に極めようとするが、外れてハーフガードに。クラークが押さえ込んだままホーン。

1R、両者とも有効な攻めはなかったが、上を取って押さえ込んだクラークか。

2R。アルパーまたタックルで倒したがすぐまた立たれる。押し込んで膝を入れるがクラークが入れ替えて逆にボディに膝。アルパーまた首を抱えて首投げを狙うがバックを取られる。肘を入れて離れたクラーク。逆に組んで押し込んだ。離れる。クラークが打撃を打ち込むが組み付いたアルパーがボディロック。押し込んでテイクダウンを狙うが、クラークがぶるとブラウン肘連打。効いてる。またタックルに入ったアルパーだが、クラークはスプロールからバックに回ると、亀のアルパーの脇腹に膝。さらにパウンド連打。アルパー防戦一方。チョークを狙ったが時間がなくパウンドに切り替えたクラーク。ホーン。

3R。すぐタックルに入るアルパー。がぶったクラークだが、足をクラッチしてしつこくテイクダウンを狙うアルパー。クラークこらえながら肘を入れる。切って離れるとパンチを打ち込むクラーク。さらに首相撲に捕らえると、しゃがみこもうとしていたアルパーの顔面に膝!レフェリー反則とみなしブレイクするが、リプレイで見るとアルパーはまだ両足の裏以外をついていない状態でヒットしていた。まあ、あのタイミングで蹴ること自体どうかとは思うが…。結局反則扱いじゃない?クラークが座った体勢から再開。いや反則じゃないならKOでは。パウンドを打ち込むクラーク。アルパーのタックルを切ってマウント。肩固め。決まらず。背中を向けたアルパーにチョーク。これも決まらず。いや止めてもいいくらいのダメージだが。立たせたクラークがパンチから膝を打ち込むと、ダメージからしゃがみこんだアルパー。レフェリー止めた。

序盤はテイクダウンできていたアルパーだが、テイクダウンを切られるようになると打撃の差がありすぎて一方的に。