格闘技徒然草

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UFC on ESPN+36:第7試合・ミアサド・ベクティック vs. デイモン・ジャクソン

フェザー級

ベクティックはUFCデビューから6勝1敗だったが、その後2連敗中でランキングからも外れてしまった。負けた相手はジョシュ・エメットとダン・イゲ。空手から格闘技を始めた。エドゥアルド・ガラゴリと対戦予定だったが、ガラゴリが新型コロナウイルス陽性となり直前で欠場。

代役で出場するのはデイモン・ジャクソン。2014年にローカルイベントLFCで元UFCファイターのレオナルド・ガルシアに勝利してUFCと契約したが、3戦して0勝1敗1分け1NCでリリース。その後はLFCに戻ると、RFAと合併した新イベントLFAに旗揚げから参戦。フェザー級タイトルマッチでは現UFCファイターのケビン・アギラーにKO負け、昨年はPFLに1度だけ出場したが、開始直後の飛び膝をもらって秒殺KO負けした。今回、5年ぶりにUFCと再契約。32歳で17勝3敗1分け1NC。

いきなり間合いを詰めたベクティック、タックルでテイクダウンすると即肩固めをセットアップ。外して立ったジャクソンだが、ベクティックは放さずまたテイクダウン。ジャクソンがディープハーフで潜ろうとするところにパンチを打ち込んだベクティックだが、後頭部殴打とみなされレフェリーから注意。本人は後頭部じゃないと主張するもブレイク。パンチを打ち込んだベクティックがまたタックル。ジャクソンギロチンで引き込むが外されると亀に。バックを取られたまま立ったジャクソンはキムラ。そのまま下になり極めに行く。腕が背中側まで回ったベクティックだが脱出して再びバックに。ハーフバックからフルバックへ。足のフックを外して亀になったジャクソンにまたパウンド。ジャクソンシングルレッグに入るが、またバックに回ったベクティック。パウンドで削る。ホーン。

1Rベクティック。

2R。ベクティックパンチで出てすぐに間合いを詰めるとまたタックルへ。ジャクソンまたギロチンで引き込む。けっこうタイトだがチョークというよりネックロックか。力いっぱい絞めているが決まらず。外れて亀になりバックを取られる。足のフックはさせずに立ったジャクソンだが、スタンドでバックを取られている。ジャクソンまたキムラで引き込む。バックに回り外すベクティック。反転しようとしたジャクソンだがベクティックが四の字バックに。常にバックについているベクティック。バックから腕を巻いてギロチンに。ケージを蹴ってはずしたジャクソンが初めて上になるが残り15秒。パウンド・肘を入れるジャクソン。ホーン。

2Rベクティック。

3R。ジャクソンが距離を詰めて組み付くが、ベクティック入れ替えてタックルへ。ジャクソンまたギロチン。引き込むと上になり絞める。苦しげなベクティック。タップ!

緊急UFC復帰のジャクソン、終始攻められっぱなしだったが凌ぎ続け、大逆転勝利。9割圧倒していたベクティックは3連敗に…。