格闘技徒然草

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UFC on ESPN+37:第1試合・ブルーノ・シウバ vs. タギル・ウランベコフ

フライ級。

シウバはUFC初戦はバンタム級でカリッド・タハに肩固めで一本負け。今年3月の2戦目は本来のフライ級に戻したが、UFCデビュー戦のダヴィッド・ドヴォルザークに打撃で劣勢の展開が続き判定負けで連敗中。ヘンリー・セフードの元スパーリングパートナー。

初参戦となるロシアのウランベコフは昨日30歳の誕生日を迎えたところ。MMA12勝1敗。ロシアのFIght Night Globalでフライ級王座を獲得。現UFCファイターのジャルガス・ジュマグロフに敗れて王座から陥落すると、同じくロシアのGFC(ゴリラ・ファイティング・チャンピオンシップ)に参戦し、そこでもフライ級王座を獲得している。

長身のウランベコフ。遠い間合いで打撃を入れていく。ロー、ジャブ。シウバ飛び込んでパンチを入れる。シウバカーフキックを入れるがウランベコフのワンツーがヒット。シウバのバックブローがヒット。ウランベコフが間合いを詰める。両者のタックルがかぶって上になったのはシウバ。しかしすぐ立ったウランベコフ。四つからテイクダウン。シウバも立った。離れる。ワンツーからカーフキック。ちょっと足が流れたウランベコフ。ウランベコフのバックブローをかわしてパンチを入れたウランベコフ。アンクルピックに行くが倒せず。ホーン。

僅差のラウンドで打撃のヒットは全くの五分。効果的な打撃という意味ではシウバのカーフキックがあったが、ジャッジがどう評価するかはわからない。

2R。距離を取りパンチを入れていくウランベコフ。シウバのカーフキックにパンチを合わせる。四つに組んだウランベコフ。投げてテイクダウン。ハーフ。ケージまで移動して立つシウバだが、ウランベコフはサバ折りテイクダウン。シウバ立つがスタンドでバックに回るウランベコフ。雑にバックマウントを狙ったウランベコフだが、前に落ちてしまう。下になるが即もぐって立った。ウランベコフケージに押し込むと尻クラッチしてテイクダウン。ケージで立つシウバ。離れた。残り30秒。打撃で出るシウバ。シングルレッグ。テイクダウン。すぐ立ったウランベコフ。ホーン。

2Rウランベコフ。

3R。シウバ踏み込んでワンツーがヒット。ウランベコフタックル。切られた。またタックル。がぶったシウバ。足をかけて倒した。すぐ立ったウランベコフだが、シウバ四つから投げてまたテイクダウン。また立ったウランベコフだが疲れが見える。四つに組み付いたウランベコフ。シウバが雑に投げを狙ったところでスタンドでバックを取られる。ウランベコフタックルで倒した。立ったシウバがスクランブルで上に。がぶりの体勢。ウランベコフ立った。シウバタックル。倒せず。残り20秒で離れた。両者パンチのラッシュ。ヒットしているのはシウバか。タイムアップ。

30-27、29-28×2の3-0でウランベコフ勝利。

1Rの差だったが、ジャッジ1人は3Rもウランベコフに入れた。しかしUFC0勝2敗の相手にかなり苦戦。