格闘技徒然草

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UFC on ESPN+37:第10試合・マルクス・ペレス vs. ドリカス・デュ・プレシ

ミドル級。

UFC2勝3敗のペレス。現在ランキング15位のイアン・ヘイニッシュにはローカル時代に勝利しているが、UFC戦績は2勝3敗と負け越し。バックボーンは柔術ムエタイで、現在もグラップリングの試合に出場している。前職はソフトウェア開発で高給取りだったが、それを捨てて格闘技の道へ。家族は当初反対していたが、現在は母親が栄養士を務めているとのこと。

本来は柔術世界王者のホドルフォ・ヴィエイラと対戦予定だったが、3週間前にヴィエイラが欠場となり、デュ・プレシが代役でUFCデビュー。南アフリカ出身の26歳。南アフリカのEFCアフリカでウェルター級・ミドル級の二冠王。2018年にKSWに初参戦すると、いきなりウェルター級王者のロベルト・ソルディッチのタイトルに挑戦。2Rにパンチでダウンを奪ってのパウンドで王座を獲得したが、半年後のダイレクトリマッチでは、打撃で劣勢でテイクダウンも奪えない展開で逆にパウンドでのKO負けを喫した。その後はミドル級に戻している。26歳で14勝2敗。

間合いを詰めたペレス。左ミドル。詰めていく。デュ・プレシも下がりながら打ち返す。カーフキックの打ち合い。ペレスワンツー。デュ・プレシのパンチが入ったか、前のめりに倒れたペレス。パウンド。KO!

突然のフィニッシュ。ペレスが頭を下げたところにデュ・プレシの左が耳の後ろ付近にヒット。あまりハードヒットしたようには見えなかったがペレスが崩れ落ちた。