格闘技徒然草

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PANCRASE319:メインイベント・上迫博仁 vs. 松本光史

ライト級。

元DEEP王者上迫 vs. 元修斗王者松本(ただし、上迫はフェザー級)がパンクラスのメインで実現。

上迫はパンクラスでは昨年3月のソリホン戦以来。その試合では、ほぼKOされていた(当日のみ採用されたISKAのレフェリー以外なら間違いなくストップされていた)状況から、ソリホンの負傷による逆転KO勝ち。「持っている」と思わせたが、前戦の矢地戦では逆に3R4分すぎまで勝っていたのに、最後にパンチを貰いダウンしたところにサッカーボールキックをもらって逆転KO負け。

パンクラス初参戦となる松本は本来は4月に試合をする予定だったのがイベントが5月に延期になり、さらに8月に延期になり、8月の試合は当日に中止になって、対戦相手を変えて半年後にようやく実現。前戦はONEでの久米戦で、修斗パンクラスの現役王者対決でテイクダウンから固められて判定負け。

いきなり右をヒットさせた上迫。効いた松本は距離を取りパンチを入れるがやや足取りがふらつきが見えるか。タックルに入る松本だが上迫倒されずに立つ。しかし松本ダメージは抜けたか。間合いを詰める松本にジャブを入れる上迫。上迫がパンチをヒットさせていく。松本右フックから出る。残り1分。プレスする松本だが手が出ない。ホーン。

1R三者上迫。

2R。上迫がカーフキック、スーパーマンパンチを入れる。松本は右フックを入れる。上迫の右ハイをキャッチした松本がテイクダウンを狙うが振りほどいて離れた。上迫のカーフキックで足が流れる松本。松本がジャブから逆にカーフキック。上迫のミドルがヒット。キャッチしようとするが取れず。上迫が出るところにタックルに入ったが止めた上迫。残りわずかで放してパンチを一発入れた松本。ホーン。

2R三者松本。

3R。松本がプレスしていく。右がヒット。松本が入ってくるところにカウンターをあわせていく上迫。松本のパンチに上迫が打ち返すが、松本が最後に打ち返して終わる。上迫のパンチがヒットし一瞬ぐらついた松本だがそのまま組み付く。ケージに押し込んだ。ダブルアンダーフック。押し込んで足をかけテイクダウンを狙う松本。押し込まれた状態がつづく上迫。残り1分。松本シングルレッグ。倒せず。距離を取る上迫。追いかけてパンチを入れる松本。タイムアップ。

判定三者29-28で松本勝利。

松本「修斗のベルトを捨てて、キングの首を刈りに来ました。よろしく」