格闘技徒然草

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Bellator250:メインイベント・ゲガール・ムサシ vs. ドゥグラス・リマ

ミドル級王座決定戦5分5R。

前王者ムサシは昨年6月、ラファエル・ロバトJrに敗れ王座から陥落したが、ロバトJrが怪我のため現役続行が不可能となりタイトル返上。ムサシはその後UFC時代に対戦し判定負けしていたリョート・マチダと対戦しスプリット判定勝ちしている。以前、同じくウェルター級王者の対戦した際には、何もさせずに2Rパウンドで圧勝している。

ドゥグラス・リマは昨年のウェルター級トーナメントでアンドレイ・コレシュコフ、マイケル・ヴェノム・ペイジ、ローリー・マクドナルドを破り優勝。決勝戦ウェルター級タイトルマッチでもあったので、王座への返り咲きを果たしている。ローカル時代はミドル級での試合経験もあるが、Bellatorではこれが初戦。2階級同時制覇を狙う。

じわじわ間合いを詰めていくムサシ。リマのローに合わせてタックルに。ケージでこらえたリマだが、ムサシはバックに回って投げを狙っていく。強引に投げて膝をつかせたムサシ。片膝立ちのリマにハーフバックの体勢からパンチを打ち込む。立ったリマだがムサシが投げてテイクダウン。リマガードを取る。強いパウンドを打ち込んでいくムサシ。さらに肘。リマは凌ぐだけで精一杯。ゴング。

1Rムサシ。

2Rもすぐプレスしていくムサシ。リマはケージを背負う。カーフキック。ジャブを入れていくムサシ。飛び込んできたムサシに右フックを合わせるリマ。慎重にジャブを入れていくムサシだが、残り1分半でタックルへ。尻クラッチするが腕を差し込んで切ったリマ。四つから膝の打ち合い。ムサシ離れた。圧をかけてケージを背負わせる。しかし慎重。ゴング。

2Rムサシ。

3R。また下がるリマだが、下がりながらジャブを放つ。ムサシもジャブ、ローで牽制。下がり続けるリマ。ムサシは蹴りを入れながら出る。リマもカーフキックを返すが、下がりながらで体勢が崩れているので効果が薄い。最後に飛び込んでパンチからローを入れたリマだがゴング。

3Rムサシ。リマ、勝機が見えない。

4R。またケージを背負わせたムサシが組み付いていくと、背中を向けたリマからスタンドでバックを奪う。投げてテイクダウンしようとするが、リマこらえて正対。離れた。カーフキックを入れていくリマ。ムサシが出ると下がる。ムサシも前に出ていくが無理をしない。ゴング。

4Rムサシ。

5R。ようやく手数を増やしてきたリマ。下がらずジャブを打ち込むとカーフキック。しかし逃げ切るだけでいいムサシはリマのローに合わせてタックル。テイクダウン。サイド。押さえ込んでいるムサシ。足で阻もうとするリマだがムサシは頭側に周りノースサウスの体勢。そのままタイムアップ。

48-47、49-46×2の3-0でムサシが王座返り咲き。