格闘技徒然草

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UFC on ESPN+45:メインイベント・レオン・エドワーズ vs. ベラル・ムハマド

ウェルター級5分5R。エドワーズ3位、ムハマド13位。

ウェルター級8連勝中のエドワーズ。連勝記録はウェルター級ではウスマン、GSPに続いて3位。昨年3月のイギリス大会のメインでタイロン・ウッドリーと対戦予定だったが、新型コロナによる最初のイベント中止となり、試合が消滅。なかなか試合が組まれない中、年末近くになりようやくその年の7月にUFCデビューしたばかりのニュースター・ハムザト・チマエフとの対戦が組まれたが、両者に新型コロナ感染があり、スライドするうちにチマエフが重症化し、代役のムハマドとの対戦に変更。ストライカーで、約2年半ぶりの試合となる。

ムハマドはレスラーで、組み・打撃どちらも強いオールラウンダー。一本勝ちは佐藤天戦での1回のみで、どちらかというとテイクダウンからのパウンドが武器。4連勝の後、ジェフ・ニール戦での判定負けを挟んでまた4連勝中。なかなかチャンスが与えられていなかったが、代役とはいえトップランカー相手とのチャンスを掴んだ。ちょうど1ヶ月前の前戦ではTUF準優勝ディエゴ・リマに力の差を見せ、タックルを切りカーフキックを効かせて完勝。

ジャブ、ミドルで牽制するエドワーズ。ムハマド右のフックを打ちながら出る。エドワーズの左がヒット。そのまま組み付いた。ケージに押し込みボディロック。差し返すムハマド。入れ替えて肘を入れ離れた。エドワーズ左ハイ。ちょっとぐらついたムハマド。それを見て距離を詰めパンチを入れる。ムハマド凌いだ。組んでいくエドワーズだがムハマドがダブルアンダーフックで入れ替える。離れた。エドワーズケージに追い詰めてワンツー。ヒット。ムハマドの蹴りをキャッチしてテイクダウンを狙ったエドワーズだがこらえる。離れた。ホーン。

1R有効打でエドワーズ。

2R。左ミドルを打ち込んだエドワーズだが、一緒に出した手がアイポークとなり、ムハマドは目を押さえて倒れ込む。タイムストップ。レフェリーのハーブ・ディーンは試合終了を宣告。

アクシデントのアイポークでの続行不能ということでノーコンテストに。止められたムハマドも悔しい結末。