格闘技徒然草

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UFC262:第6試合・ランド・バンナータ vs. マイク・グランディ

フェザー級

マイケル・キエサ欠場により、試合2週間前に代役でUFCデビューを決めたバンナータ。いきなりトニー・ファーガソンの対戦となったが、2R一本負けしたものの、1Rにパンチでダウンを奪ってKO勝ち寸前まで追い込んだ。次戦ではホイールキックでKO勝ち。この時点で次世代スターとなる期待がかけられたが、その後は2勝4敗2分けと負け越し。今回からフェザー級に落とす。

レスリングバックボーンのグランディは修斗で当時の王者で現RIZIN王者の斎藤裕からテイクダウンを奪って完勝。19年にUFCに参戦すると初戦はパンチでKO勝ちしたが、昨年7月のモフサル・エフロエフ戦ではスタンドで打撃をもらい、テイクダウンしても立たれる展開が続いて判定負け。レスリングでは世界選手権にも出場している。

蹴りを入れていくバンナータ。遠い間合いで両者牽制。グランディパンチからタックルに入ったが、膝の打ち合いでグランディにローブローがありタイムストップ。再開。バンナータがワンツーからハイ。バンナータのローに合わせてタックルに入り倒したグランディ。バンナータ立つがバックを取られる。スクランブルで外そうとするバンナータだがバックを取ってついていくグランディ。引き剥がしたバンナータ。グランディのタックルに膝を合わせたバンナータ。しかし蹴りタックルを合わせて倒したグランディ。バンナータすぐ立つがまたバックを取られている。クラッチを切って離れたバンナータ。パンチで出るバンナータ。蹴りのフェイントを見せながら出る。グランディまたタックル。こらえてバックを取られるが、またクラッチを切って離れる。グランディまたタックル。ケージで耐えるバンナータ。リフトしてテイクダウンを狙ったグランディだが離れるバンナータ。蹴りを入れる。ホーン。

1Rは打撃のヒットでグランディ。バンナータのタックルはすべて対処されている。

2R。グランディまたタックル。スタンドでバックを取った。グランディ離れ際に膝。またバンナータが打撃を入れていく。タックルからシングルレッグに入ったがまた倒せないグランディ。バンナータが打撃をヒットさせていく。グランディ飛び込んで右を一発ヒット。グランディまたタックル。また切られる。バンナータテンカオ。バンナータが軽快に打撃を入れていく。グランディのタックルも組ませない。バンナータの右ハイがヒット。右ミドル。グランディの右がまたヒットし首がのけぞるバンナータだが単発。バンナータ右ハイ、前蹴り。ホーン。

2Rバンナータ。

3R。グランディタックル。切られたがまたタックル。しかしまた切られる。グランディのタックルに膝を合わせたバンナータだがさらにタックルに入ったグランディ。両足を束ねてテイクダウン。すぐ立とうとするバンナータに強引にチョークを狙うが入れず。がぶってアナコンダを狙ったが、バンナータが逆にテイクダウン。押さえ込むが、グランディが立ちに行くと離れた。グランディのタックルに膝を合わせるバンナータ。グランディも右を単発で当てているが手数が少ない。グランディ仕掛けられない。残り1分。バンナータはミドルや前蹴りを入れる。グランディのタックルは切られた。グランディ前に出ていくがバンナータが距離を取りつつ蹴りを入れタイムアップ。

29-28バンナータ、30-27グランディ、30-27バンナータ。スプリットでバンナータ勝利。

3Rフルマークで逆に割れた。バンナータはタックルを切っていたが、手数が評価されずグランディの一発のヒットとタックルでポジションを取ったのが評価されたか?JJ vs. レイエスの試合でもJJがタックルからバックを取ったのが評価されていたが。

mmadecisions.com

メディアのジャッジはほぼ30-27バンナータで、グランディ支持はごくわずか。