格闘技徒然草

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UFC263:第9試合・ドリュー・ドーバー vs. ブラッド・リデル

ライト級。ドーバー13位。

12年のTUF15に出場するも予選落ち、翌年UFCデビューしたがいきなり2連敗するなど、最初の5戦で1勝しかできなかったドーバーだが、そこから覚醒し8勝3敗。前回まで3試合連続KO勝利するなど、UFCで倒す試合ができるようになった。が、前回は地味強マカチェフにテイクダウンから固められ続け、最後は肩固めで一本負けした。負けたものの、ヌルマゴの引退などでランカーが抜けたことでランクインしている。

アデサニヤと同じシティキックボクシング所属のリデル。アデサニヤと同じく元キックボクサーで、キック戦績は59勝10敗。ジョン・ウェイン・パーに勝利した経験もあり、2018年にはキックルールでONEにも出場している(判定負け)。キックで戦っていた当時、ミャンマーで試合が組まれていたが、現地に行くとMMAルールと聞かされ、突然のMMAデビューとなったが1RKO勝ちした。キックは2019年まで出場していたが、そこからMMAに専念し、UFCと契約すると現在3連勝中。いずれも判定だが、パンチでダウンを奪うなど打撃の強さは見せている。

UFCでは無敗のリデルだが、オッズではランカーのドーバー優勢。

強烈なローを入れるリデル。ミドル。ドーバーもミドルを返す。ドーバーの左がヒットし効いた!リデルはタックルに入ってしのごうとするががぶって切るドーバー。リデルもう一度タックル。ダブルレッグでケージに押し込む。こらえるドーバー。持ち上げて尻もちをつかせたリデルだがすぐに立つドーバー。リデル離れた。また左を打ち込むドーバーだが、リデルもそれに右を合わせていく。ドーバーワンツー。リデルとりあえずダメージは抜けたか。しかしドーバーのワンツーがヒット。もらっても打ち返していくリデル。残り1分。ドーバーの左ミドルに右フックを返したリデル。 リデルの右がヒット。お互いパンチのタイミングが合ってる。またリデルの右。ドーバーワンツー。ホーン。

1Rドーバー

2R。左を打ち込みながら出るドーバーにリデルもパンチを返していく。リデルタックル。切られた。なおもパンチで出るが、リデルのワンツーがヒット。しかし下がらないドーバー。逆にタックルへ。テイクダウンしバックに回る。背中に乗ろうとするが、足のフックがなく前に落ち、リデルが上を狙う。肘で抵抗しつつ正対したドーバーが立った。ドーバーがパンチで出るがリデルのタックルで初めてテイクダウンを奪われる。リデルニアマウント。しかし立って脱出したドーバー。またパンチで出るドーバー。左ミドル。ミドルの打ち合い。リデルのワンツーがヒット。パンチで出るドーバーだが、パンチをかわされ逆にもらう。ホーン。

2Rはどちらに入ってもおかしくない。ややリデルか。

3R。リデルの右がヒット。ドーバー、ヘッドムーブがないのでリデルのパンチを貰い始めている。タックルに入るドーバーだがリデル切った。右をもらったドーバーだが左を打ち返しプレスしていく。ミドルを蹴るリデル。ドーバーの左がヒットするがリデルの右ミドルをもらう。ドーバータックルに入るがこれは読まれていた。ドーバー前に出てワンツー。リデルがハイを放つがスリップ。すぐ立つ。残り1分。ドーバーが左を打ち込むがカウンターをもらって効いた!下がるドーバー。リデル追いかけるとドーバータックル。がぶってキムラに捕らえたリデルがそのままリバースクルスフィックスの体勢に。起き上がり上からパウンドを落とすリデル。タイムアップ。

2R次第。

三者29-28でリデルが激闘を制し、ランカーを下すとともにメインのアデサニヤに勝利のバトンをつなげた。