格闘技徒然草

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UFC on ESPN28:セミファイナル・シャイアン・ベイズ vs. グロリア・ジ・パウラ

女子ストロー級

ベイズは夫のJP・ベイズとともにUFCファイターで、コンテンダーシリーズを経て今年3月に夫と同日UFCデビュー。UFC史上初の夫婦同日勝利を狙ったが、モンツェラート・ルイスの首投げ→袈裟固めで完封され、夫婦揃って敗戦。ドミネイトされた悔しさからか、試合後にルイスを小突いて文句を言っていた。空手・テコンドーがバックボーン。

パウラはコンテンダーシリーズ・ブラジルで勝利し今年3月にUFCデビューしたが、UFC0勝2敗の元Invictaアトム級王者のジン・ユ・フレイ相手にグラウンドで下の展開が続き判定負け。打撃は鋭かったが、テイクダウンされるとリカバリーがなく、不利なまま終わってしまう。

ベイズは前回、UFCデビュー戦対決なのにいきなりセミ前で組まれていたが、今回は0勝1敗対決でまたセミ前、さらに試合消滅に伴ってセミ昇格。アメリカでは知名度があるのだろうか。

パンチから組んで外掛けテイクダウンしたベイズ。パウラがガードを取ると立つベイズ。しかし不用意に立ち上がったところにハイキックをもらいパウラダウン!ベイズマウント!肘連打!KO!

2戦目で期待に応える勝利を飾ったベイズだが、立ち際のハイキックはかなり微妙なタイミング。パウラが柔術立ちする際に手がマットから離れるのと蹴りをヒットするのがほぼ同時。蹴り出しの瞬間はグラウンドに手をついていて、パウラの動きによっては反則になっていた。

微妙ではあったが、相手の蹴りの間合いで不用意に立ち上がったパウラはいただけない。