格闘技徒然草

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UFC on ESPN+50:第7試合・パニー・キアンザド vs. ラケル・ペニントン

女子バンタム級。キアンザド12位。

TUF28女子フェザー級トーナメントでは準優勝だったキアンザド。TUF後にバンタム級UFCと契約すると、UFCデビュー戦はパンチでダウンを奪われ判定負け。が、そこから4連勝。ここ2戦は元フライ級のランカー相手に判定勝ち。体格を活かしてのケージ押し込みが武器。

2018年にアマンダ・ヌネスのタイトルに挑戦したペニントンだが5RKO負け。その後は2勝2敗。前戦はランキング6位だったが、医師から処方された治療薬に禁止薬物が含まれていることに気づいて自己申告した結果、昨年11月から今年5月までの半年間の軽い出場停止処分に。そのためランク外に落とされているが、実質ランカークラスの実力者。UFC8勝5敗で、8勝のうちチョークで2勝、あとは判定。

飛び込んでジャブを入れたペニントン。組んでケージに押し込む。入れ換えたキアンザド。得意の押し込み。膝を入れると投げてテイクダウンへ。こらえたペニントンのバックに回ろうとするが、ペニントン正対しシングルレッグ。また押し込むキアンザド。ボディへ膝。ペニントンクリンチアッパー。キアンザドも膝を打ち返すとまた押し込み。キアンザドパンチを入れるとすぐまた押し込み。入れ替えたペニントン。シングルレッグ。倒せず。キアンザドまた押し込み。ホーン。

1Rややキアンザド。

2R。キアンザドすぐに組んで押し込み。ペニントン引き剥がしパンチを入れる。クリンチするキアンザドをケージに押し込むが、キアンザドまた入れ替えて押し込む。ペニントンも入れ替え離れる。パンチを打ち込むペニントン。パンチがヒット。またクリンチするキアンザド。しかしシングルレッグからペニントンがテイクダウン。三角を仕掛けるキアンザドだがペニントンは上体を起こしてディフェンスすると足を担いでパス。亀になったキアンザドからバックマウント。残り1分。反転しようとしたキアンザドだが上をキープするペニントン。キアンザドガードに。腕十字を狙ったところでまたサバかれてバックを取られるが、キアンザド立って正対。膝を入れるキアンザドにペニントンはパンチを打ち込む。ホーン。

2Rペニントン。

3R。パンチを打ち込むペニントンだがキアンザドはすぐクリンチ、ケージ際で差し返すとまた押し込みに。肘を入れて離れたキアンザドだがペニントンの右をもらった。またクリンチするとケージに押し込もうとするが、ペニントン入れ替えさせず。至近距離でパンチを入れる。キアンザド首相撲から膝。離れるがペニントン間合いを詰めて押し込む。キアンザドまた入れ替えたが引き剥がすペニントン。間合いを詰めるペニントンだがキアンザドもパンチを返す。残り1分。キアンザド首相撲から膝を入れて離れる。ペニントンから組み付いてケージに押し込んでいく。入れ替えたキアンザド。至近距離でパンチの打ち合いだがペニントンのパンチがヒット。タイムアップ。

三者29-28でペニントンが復帰戦勝利。

1Rはキアンザド得意の押し込みで落としたが、2R以降はクリンチからの攻防でも上回り勝利。