ライトヘビー級5分5R。スミス6位、スパン11位。
ジョン・ジョーンズのタイトルに挑戦したがいいところなく完敗したスミス。昨年のコロナ後はグローバー・テイシェイラに完敗、アレキサンダル・ラキッチに判定負けでランキングを落としていたが、デビン・クラークとジム・クルートには1Rフィニッシュ勝利で格の違いを見せた。今回もまた格下の相手になる。
メイン初登場のスパン。2018年のコンテンダーシリーズで勝ってUFCと契約すると、2戦目でレジェンドのホジェリオ・ノゲイラに1RKO勝ち(ホジェリオは次の試合で引退)。4連勝とすると、同じくコンテンダーシリーズでデビュー後3連勝から2連敗となっていたジョニー・ウォーカーと対戦。パンチで2度ダウンを奪いKO勝ち寸前まで追い込んだが、タックルを切られて肘・パウンドの連打を貰いKO負けでUFC初黒星。しかし前回はミーシャ・サークノフに秒殺KO勝利してランカーを初撃破した。
試合前のフェイスオフでは、計量の時と同じく足元を見てうつむき目を合わせないスパン。
スパンが間合いを詰めていく。スミスがパンチを打ち込むが、スパン打ち返すとそのまま組み付いた。ボディロックしてバックに付くが投げを凌いだスミス。飛び込んだスミスにパンチがヒットしスパンダウン気味に倒れる。バックに付いたスミス。腕十字!しかし抜けて立ったスパン。座った体勢のスミスに膝を打ち込む。顔面なら反則だがレフェリーはスルー。スミス立ってスタンドへ。打撃戦だがスパンダメージが残っているのかふらつき気味。ワンツーをもらった。右を打ち抜きスパンまたダウン。タックルでしのごうとするが、スミス切ると亀のスパンのバックに回りチョーク。タップアウト!
またも格の違いを見せたスミス。3試合連続での1Rフィニッシュ勝利。