格闘技徒然草

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UFC266:第10試合・カーティス・ブレイズ vs. ジャルジーニョ・ホーゼンストライク

ヘビー級。ブレイズ4位、ホーゼンストライク6位。

キャリアで3敗しかしていないブレイズ。うち2敗は現王者のガヌー。もう1試合が前戦で、喧嘩屋デリック・ルイスに対し、1Rは下がって手を出さないルイスをローなどで削っていったが、2Rにタックルに入った所にアッパーを合わされKO負け。勝ったルイスは次戦でガーヌとの暫定王座決定戦が組まれており、ブレイズもタイトルまで後少しの所まで来ている。バックボーンはレスリング。

ホーゼンストライクもキャリアでは2敗のみで、相手はガヌーと暫定王者のガーヌ。ガヌー戦は秒殺KO負け、ガーヌ戦はお互いスタンドで手数が少ない展開で、終始プレッシャーを掛けられ下がる展開で見せ場のない判定負け。前戦はアウグスト・サカイ戦で、やはり手数が少ない展開だったが、1R終盤に放ったパンチがサカイのテンプルにヒットしKO勝ちで再起を果たした。

珍しく序盤から出ていくローゼンストライク。ブレイズ飛び込んでジャブ。タックルのフェイントに左右のフックを合わせようとするローゼンストライク。ブレイズタックル。四つから足をかけてテイクダウン。サイドから肘。脇腹に膝。ケージに押し付けながらパウンド。座ったローゼンストライクのバックから押さえつけながらパンチを入れるブレイズ。腕を掴んでパウンドを防ぎ立ったローゼンストライク。離れる。ちょっと疲れが見えるローゼンストライク。ブレイズジャブ。ロー。ローゼンストライクは手が出ない。ブレイズのカーフキックを掴んでパンチを出した。単発の飛び込みパンチを見せたローゼンストライク。ブレイズ距離を取る。ホーン。

1Rブレイズ。

2R。ブレイズのパンチにカウンターを合わせるローゼンストライク。バックステップしながら打ち込む。打ち合っているが、距離を取っての打撃戦でブーイングが飛ぶ。ローゼンストライクの飛び膝をキャッチしてテイクダウンを狙ったブレイズだが倒せず。しかしまたタックル。テイクダウン。ローゼンストライクのガード。残り1分。ハーフに。押さえ込みながら細かいパウンドを入れるブレイズ。ホーン。

2Rブレイズ。会場からはブーイング。ブレイズ右目下が腫れている。

3R。またアウトボクシングするブレイズ。ローゼンストライク出ていけない。ブレイズレッグダイブ。テイクダウン。ローゼンストライクのガードに。下から蹴るローゼンストライクだが、ガードに入ったブレイズ。ハーフに。体を起こそうとしたローゼンストライクだが再び押さえ込まれる。残り1分。密着したままコツコツ殴るブレイズ。ローゼンストライク立てない。ブーイングが鳴り止まない中、タイムアップ。

三者フルマークでブレイズ勝利。

勝ったが会場からはブーイング。押さえ込みに徹したのは2Rの飛び膝で目が腫れてパンチが見づらくなっていたためか。ガヌー、ガーヌ、JJと戦いたいとコメント。この内容ではタイトル戦線は厳しそうだが。

ホーゼンストライク、UFCでは初めて下になる展開だったが、RIZIN時代から成長しておらず、下のまま何もできずに終わった。