格闘技徒然草

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UFC267:第11試合・アレクサンダー・ヴォルコフ vs. マルチン・ティブラ

ヘビー級。ヴォルコフ5位、ティブラ8位。

UFC7勝3敗の元Bellator王者ヴォルコフ。201cmとランカーで唯一の2m超え。なお、ヘビー級は大型選手が多く、体型もさまざまだが、ランカー+王者16人のうち、11人が191~193cmに収まっている。極真がバックボーンで、ミドルや前蹴りなどの蹴り主体の打撃で攻める選手。前戦は現暫定王者のシリル・ガーヌ相手に距離を取られて打撃を入れる展開を打開できず判定負け。

UFCデビューからしばらくは前座~中堅で勝ったり負けたりポジションだったポーランドのティブラだが、ここに来て5連勝中。テイクダウンからのパウンドが武器。前戦はウォルト・ハリス相手に序盤でパンチを貰って効かされたが、テイクダウンから形勢逆転し、バックマウントからのパウンド連打でランカー相手の初勝利を挙げた。

ヴォルコフがパンチを打っていく。ティブラも接近戦で左をヒットさせる。パンチ連打で出るティブラ。距離を取るヴォルコフ。ティブラ組んで出るが引き剥がすヴォルコフ。タックルに入るティブラ。脇を差して切ったヴォルコフ。離れ際に左フック。ティブラのタックルを潰したヴォルコフが上に。ハーフで下からホールディングするティブラ。残り1分。クラッチを切ってパウンドを入れていくヴォルコフ。ティブラまたホールド。ホーン。

1Rヴォルコフ。ティブラはブレイク待ちだったのか、下からしがみついて凌いだが、ラウンドは落とした。

2R。タックルに入るティブラ。ヴォルコフ引き剥がし顔面に膝。またタックル。止められる。引き剥がしパンチを入れていくヴォルコフ。ティブラ組んでケージに押し込んだ。また引き剥がされる。しかしすぐまた組み付く。ヴォルコフボディに膝を入れたがティブラキャッチしてシングルレッグ。ケージでこらえるヴォルコフ。離れた。ヴォルコフ首相撲から膝。ティブラ間合いを詰める。残り1分。ヴォルコフ口が開いている。ティブラがパンチで飛び込んでいく。今日は蹴りが少ないヴォルコフ。ティブラタックルに入ったが止めたヴォルコフ。ホーン。

2Rは微妙。

3R。ティブラのタックルに膝を合わせたヴォルコフ。またティブラタックル。押し込むが引き剥がしたヴォルコフ。ワンツー。ティブラまたタックルに行くが切られる。ティブラまたタックル。受け止めて両脇を差したヴォルコフ。スタンドでバックに回ったが、ティブラ引き剥がした。ケージを背負ったティブラにパンチのラッシュ。離れて前蹴り。ティブラ出ていく。残り1分。距離を取り逃げ切りを図るヴォルコフ。パンチを入れてティブラ後退。右ハイ。手が出ないティブラ。タイムアップ。

疲れて座り込むティブラの隣に座って休むヴォルコフ。

30-27×2、29-28の3-0でヴォルコフ勝利。