格闘技徒然草

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UFC on ESPN+55:第8試合・ミゲル・バエザ vs. ケイオス・ウィリアムズ

ウェルター級。

バエザは無敗のままUFCと契約し、UFCでは佐藤天を含めて最初の3戦はフィニッシュ勝利。前戦ではベテランのサンチアゴ・ポンジニッビオと対戦し、序盤は打撃で優勢だったが、両者とも得意のカーフキックで蹴り合った末に、パンチをもらい、攻めも大振りとなってキャリア初の敗戦。

ウィリアムズはUFCデビューからは開幕直後の打撃で2連勝したが、3戦目のミシェウペレイラ戦では最初の攻めを凌がれると接戦となり、僅差だが判定負け。前戦も同様に、開始直後の打撃のラッシュを凌がれると、その後の飛び込んでの打撃も読まれるようになり、KOはできなかったが判定勝ちしている。

プレスするケイオス。バエザはケージ際をサークリング。タックルで飛び込んだバエザだが受け止められ離れる。またサークリング。ウィリアムズロー。圧を受けて下がる場あえ座だが、ウィリアムズの飛び込みに左右のパンチをヒットさせる。今度はバエザが飛び込んで右を入れるがウィリアムズのカウンターをもらった。組んでしのごうとしたバエザだがウィリアムズ引き剥がす。離れたバエザ。深追いしないウィリアムズ。蹴りが交錯しスリップダウンした場下座。上になるウィリアムズだが場下座足関へ。膝十字からアンクルへ。ウィリアムズのパウンドをもらうが内ヒール!手で掴んでディフェンスするウィリアムズ。また顔面にパウンド。内ヒール外れた。ホーン。

ヒールも惜しい場面があったが、パウンドを入れたウィリアムズのラウンドか。しかし1RKO出来ないと判定になる可能性が高いのがウィリアムズ。

2R。また間合いを詰めるウィリアムズ。バエザカーフキック。ウィリアムズのローがローブローになりタイムストップ。再開。またカーフキックを蹴るバエザ。効いている。足が流れるウィリアムズ。ウィリアムズ飛び込みパンチ。バエザも飛び込みにカウンターを合わせていく。逆にバエザがプレスする展開に。カーフキックを入れたがウィリアムズがパンチの連打を返す。パンチで突っ込んだバエザにウィリアムズタックル。四つ組みから膝を放ったが、またローブロー。タイムストップ。再開。ウィリアムズ打撃で攻めたがホーン。

2Rは微妙。ローブローによる中断もあって、どちらがペースを握ったか分かりづらい。

3R。またカーフキックを蹴って効かせたバエザだが、直後にウィリアムズの左右のフックがヒットしバエザダウン!パウンドを打ち込む!レフェリーストップ!

ストップに抗議するバエザだが、意識が完全に飛んでいてKOされたことがわかっていなかった模様。

ウィリアムズはカーフキックが完全に効いていて、体勢を崩された状態から放ったパンチでKO勝ち。一発の破壊力がある。