格闘技徒然草

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UFC on ESPN+56:第6試合・パット・サバティーニ vs. タッカー・ラッツ

フェザー級

2月に代役でUFCデビューの予定だったサバティーニだが、相手のハファエル・アウベスの11.5ポンドオーバーにより消滅。4月に仕切り直しでデビューすると、UFC1勝0敗のトリスタン・コネリーにバックを取って攻め判定勝ち。8月の2戦目は序盤のパンチでダウンを喫したが、下から足関を仕掛けて内ヒールでタップアウト勝利し2連勝とした。ダニエル・グレイシーの黒帯で、コンバットサンボのワールドカップで準優勝している。

昨年のコンテンダーシリーズで勝利したもののUFCと契約ならず、2ヶ月後に再度コンテンダーシリーズで勝利してようやくUFCとの契約を決めたラッツ。UFC2連勝後3連敗中のケビン・アギラーと対戦し、接戦だったが打撃とタックルでのテイクダウンを混ぜて判定勝ちでUFCデビュー戦を勝利で飾っている。

サバティーニタックル。ケージに押し込みシングルレッグ。こらえるラッツにパンチを入れるとテイクダウン。背中を向けて立とうとしたラッツだがハーフバックに。フルバックにしてチョークを狙う。仰向けの体勢でアゴごと絞めるが浅い。時間がなく殴りに切り替えたサバティーニ。ホーン。

1Rサバティーニ

2R。ラッツのローに合わせてサバティーニタックル。テイクダウン。ハーフから足を抜きにかかる。マウントへ。亀になったラッツから四の字バック。チョークを狙うがディフェンスされている。そのままバックキープするサバティーニ。ホーン。

2Rサバティーニ

3R。打撃で出るラッツだがサバティーニがシングルレッグから四つに組んでケージに押し込む。入れ替えたラッツが逆にダブルレッグへ。倒したがすぐ立たれた。サバティーニまたシングルレッグ。ダブルアンダーフックに切り替えて大内テイクダウン。ケージを使って立つラッツだが残り2分。サバティーニワンツーを入れて離れた。ラッツがまたプレスしていくが、組み付かれてケージに押し込まれる。時間が過ぎていく。残りわずかで放したサバティーニだがすぐまた組み付く。タイムアップ。

30-26、30-27×2の3-0でサバティーニ勝利。

テイクダウン→バックキープの手堅い攻めでUFCデビューから3連勝。