格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC272:オッズ/予想と展望

コルビー・コビントン 1.30
ホルヘ・マスヴィダル 3.60
ハファエル・ドス・アンジョス 1.53
ヘナト・モイカ2.60
エジソン・バルボーザ 2.35
ブライス・ミッチェル 1.65
ケビン・ホランド 1.27
アレックス・オリヴェイラ 3.80
セルゲイ・スピヴァク 1.50
グレッグ・ハーディ 2.70
ジェイリン・ターナー 1.67
ジェイミー・ムラーキー 2.30
マリーナ・ホドリゲス 1.38
ヤン・シャオナン 3.10
ニコラエ・ネグメレアヌ 2.15
ケネディ・エンジーチュクー 1.74
マリーナ・モロズ 2.50
マリヤ・アガポワ 1.59
ブライアン・ケレハー 6.00
ウマル・ヌルマゴメドフ 1.14
ティム・エリオット 2.95
タギル・ウランベコフ 1.42
デボンテ・スミス 1.67
ルドビト・クライン 2.30
ダスティン・ジャコビー 1.48
ミハエル・オレクシェイチュク 2.75

当初はフェザー級タイトルマッチ・ヴォルカノフスキー vs. ホロウェイ、バンタム級王座統一戦・アルジャメイン・スターリング vs. ピョートル・ヤンが予定されていたが、いずれも4月にスライド。急遽別のタイトルマッチが差し込まれることもなく、マスヴィダル vs. コビントンとRDA vs. モイカノのノンタイトル5Rマッチがセミとメインに。

タイトル戦ではないのにナンバーシリーズのメインを張れるのは人気者の証。BMF王者マスヴィダルはベン・アスクレンを5秒殺KO、ネイト・ディアスをボコボコにしてTKOし、すっかり売れっ子に。2020年にウスマンに挑戦した試合はPPV130万件の売り上げ。そのためか、完敗だったにもかかわらず、再起戦を挟まずに翌年再戦が組まれたが、2RKO負けで敗れている。

コビントンも同じくウスマンとはタイトル戦で2度対戦し完敗。両者ともにウスマンにタイトル戦で敗れてからの試合となる。当初は試合ぶりが地味な選手だったが、タイトル戦線でのトラッシュトークですっかり悪党としてのキャラが浸透した。

マスヴィダル37歳、コビントン34歳だが、キャリアはマスヴィダルが19年、コビントンが10年。キャリア後半に入ってブレイクしたマスヴィダルだが、よりフレッシュなのはコビントンか。オッズは結構な大差がついている。

コビントン判定勝ち。

セミはRDA vs. ラファエル・フィジエフが予定されていた。もともと先々週のメインで組まれていた試合が、フィジエフのビザの問題で今回に延期。セミだが同じ5Rマッチのままでの延期となった。が、直前でフィジエフが新型コロナウイルス陽性となり欠場。急遽、160ポンド契約で3週間前に試合をしたばかりのヘナト・モイカノが代役に。モイカノはライト級では3勝1敗でフィジエフに敗れたのみ。前戦では元ランカーのアレクサンダー・ヘルナンデスにスタンドでパンチを効かせた後、得意のチョークで一本勝ち。わずか4日前の緊急出場の割にはオッズに差がない。

プレリムではヌルマゴメドフのいとこ軍団・ウマル・ヌルマゴメドフがUFC2戦目を行う。軍団特有のレスリングの強さに加え、シャープな打撃も持っており、初戦は同じUFCデビュー戦同士のセルゲイ・モロゾフに圧勝。2戦目でUFC8勝5敗のベテラン・ケレハーとの試合が組まれたが、オッズは今大会一番の圧倒的フェイバリット。まだキャリア無敗で、すでにランカークラスの期待感がある。

第1試合開始は6日朝8時から。速報します。