格闘技徒然草

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UFC on ESPN+61:第10試合・ドリュー・ドーバー vs. テランス・マッキニー

ライト級。

元ランカーのドーバーUFCデビュー当時はなかなか勝てなかったが、突如覚醒して3試合連続KO勝ちでランキング入り。しかし、現ランキング3位のイスラム・マカチェフにはテイクダウンから固められ、最後は肩固めで一本負けして連勝ストップ。さらに前回は元キックボクサーのブラッド・リドルに僅差の判定負けを喫し、ランク外へ。

当初はリック・グレンと対戦予定だったが、試合1週間前に急遽欠場。代わって、UFC3連続1Rフィニッシュのテランス・マッキニーがインターバル2週間で出場する。初戦・2戦目は秒殺KO勝利、3戦目はグラウンドに持ち込みチョークで一本勝ち。最近5試合の合計タイムは4分3秒(その前の試合で1R一本負けした試合も含めるとちょうど5分)。ここまで底は見せていないが、いきなりランカークラスとの対戦に準備期間なしで挑むことになり、どうなるか。

膝をキャッチしたドーバーだがマッキニーのパンチをもらいダウン!マッキニーパウンドラッシュ!立ったドーバーにマッキニー飛び膝!またキャッチして組み付いたドーバーだが、マッキニーが押し倒して上に。立ったドーバー。ダメージは残っていると思うがパンチをを打ち返していく。逆にマッキニーがタックル。テイクダウン。ガードを取るドーバー。押さえ込みながらパウンドを入れるマッキニー。立ち上がりパウンドを入れると下から蹴り放して立ったドーバー。立ち際にハイを入れるマッキニー。スピンキックを放つマッキニーだが、序盤からトップギアで攻めすぎたのか動きが落ちている。マッキニータックル。ドーバーそこに膝。仰向けに倒れたマッキニーにパウンドラッシュ!打たれるままのマッキニーを見てレフェリーストップ!

ドーバーが元ランカーの意地で逆転勝ち。序盤のダウンはダメージがあるように見えたので、拙速で立って打ち合いに行くのはリスクが高いと思われたが、攻め続けて逆にマッキニーが消耗した。

マッキニー、4連続1Rフィニッシュ勝利目前からの逆転負けでUFC初黒星。緊急出場ということもあり、短期決戦を狙っていたのかもしれないが、序盤の攻めを凌がれてスタミナが切れてしまったか。