格闘技徒然草

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UFC on ESPN35:第6試合・クシシュトフ・ジョッコ vs. ジェラルド・マーシャート

ミドル級。

UFC11勝5敗、ランキングにも入っていたことがあるポーランドのジョッコ。しかし11勝中、フィニッシュはKOで勝った1試合のみで、あとはすべて判定。テイクダウンからの押さえ込みが武器の手堅いスタイルのため、直近5戦で4勝1敗ながら、なかなかチャンスが与えられない。

マーシャートは真逆のスタイルで、UFC9勝6敗で、勝利はすべてフィニッシュしてのもの。特に絞めでの勝利が多い。雑に攻めてポジションを失うことが多く、それでも最後はフィニッシュする…という場合もあれば、そのまま負けることもある。手堅さとは最も縁遠いファイトスタイル。

飛び込んだマーシャートだがジョッコの右がヒット。マーシャートが詰めるとバックステップで距離を取るジョッコ。パンチを打ち込んでいくマーシャートだが、ジョッコのパンチを貰う。飛び込むところにパンチを合わせるジョッコ。スタンドでバックに回ったジョッコ。後ろから殴っていく。マーシャートが正対すると離れる。マーシャート出るがまたジョッコのパンチを貰う。距離を詰めるマーシャートがパンチを貰う展開が続く。残り1分。マーシャートがクリンチアッパーを放つとジョッコ組みついた。ケージに押し込んだマーシャート。ジョッコ入れ替えた。ホーン。

1Rジョッコ。

2R。マーシャートパンチで出る。しかしジョッコのパンチを貰う。間合いを詰めるマーシャート。ケージを背負ったマーシャートにパンチからタックル。ボディロック。差し替えしたジョッコがパンチを入れて離れる。パンチで出るジョッコ。カーフキック。ワンツー。マーシャートも出て行くがパンチを貰う展開が続く。パンチから組んでケージに押し込んだ。ボディロックからテイクダウン。倒したがすぐ立たれた。マーシャートが脇をくぐってバックに回られると、パンチを打ち込まれ膝をつく。そこからシングルレッグに入るがジョッコ切ってケージに押し込んだ。スタンドバックからテイクダウン。下のマーシャートがギロチンを狙ったが外される。ガードから仕掛けようとするマーシャートだがこれも読まれている。パウンド・肘を落とすジョッコ。ホーン。

2Rジョッコ。

3R。パンチで出るマーシャート。ジョッコ距離を取りパンチを打ち返す。ジョッコから組みついたが切ってパンチを入れたマーシャート。が、マーシャートのパンチをかいくぐったジョッコがテイクダウン。下からのキムラもディフェンスされる。ディープハーフからスイープを狙ったがジョッコ立った。放さずケージに押し込むマーシャート。ダブルレッグを狙うが入れず。パンチで引き剥がしたジョッコ。出るマーシャートにカウンターのタックルに入ったジョッコ。テイクダウン。マーシャート必殺の三角絞め。しかし担いでパスするジョッコ。上を取り返そうとしたがジョッコが上をキープしパウンド。残り1分。ガードを取るマーシャートがもうしかけは読まれている。ジョッコ立ってスタンド。タイムアップ。

判定三者フルマークでジョッコ勝利。

打撃で打ち負け、テイクダウンも取れないマーシャートは完敗。ジョッコが攻めを完封した。