格闘技徒然草

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UFC on ESPN35:第7試合・ダレン・エルキンス vs. トリスタン・コネリー

フェザー級

レスリングで固める地味な中堅ファイターから一転して激闘王となり、6連勝でランキングにも入っていたエルキンスだが、その反動で4連敗。激闘のツケで打たれ弱くなっており、相手のレベルがランカークラスから前座クラスに落ちるとまた連勝したが、勝った試合でも打撃でダメージを負う展開が多く、前戦はフェザー級最年長のカブ・スワンソン(2位は37歳のエルキンス)に1RパンチでダウンしてのKO負け。激闘に持ち込むことができなかった。

コネリーは2019年、試合4日前に急遽欠場した選手の代役としてUFCデビュー。本来より上のウェルター級で、MMA四次元殺法のミシェウペレイラが相手だったが、ペレイラが体重オーバーしたことでコンディションが悪く、スタミナ切れを起こして判定勝ち。2戦目は2階級下のフェザー級に落とし、UFCデビュー戦となるパトリック・サバティーニと対戦したが、1Rにパンチでダウンを奪われ、2Rには終始バックマウントを取られる展開。仕留めに来ないサバティーニに救われ判定となったが、ほぼ良いところ無く判定負け。

エルキンスタックルからパンチを打ち込むとまたタックルに行きテイクダウン。バックに回り引き込んだが。返そうとするコネリーに肩固め。外れたが上をキープするエルキンス。下から肘を入れるコネリー。ケージ際に移動し立とうとするコネリー。膝をついたがエルキンスはバックに回り、後方に引き倒した。また肩固めをセットしたが立たれた。離れ際に肘。しかしエルキンスすぐタックル。テイクダウン。密着したままパウンド。パウンド。また立ったコネリーだがエルキンスバックキープ。放してパンチを入れた。残りわずかでパンチで出るコネリーだがエルキンスも打ち返す。ホーン。

1Rエルキンス。

2R。エルキンスのタックルを切ると、がぶって膝を入れ離れたコネリー。コネリーのカーフキックでバランスを崩したエルキンス。組んで押し込むエルキンス。組んだがオーバーフックしてこらえるコネリー。エルキンスパンチを入れて離れる。またタックル。受け止めたコネリーだが、エルキンスパンチからまたタックルへ。尻クラッチからテイクダウン。ハーフからパウンドを入れるエルキンス。亀になったコネリーのバックに回ると両足フック。逃れて立ったコネリー。エルキンスが手数を出す。パンチからカーフキックを入れたコネリー。パンチで出て行くがエルキンス打ち返して凌ぐ。エルキンスシングルレッグ。組みついてグラウンドに引き込もうとしたが、コネリーケージをつかんでしのいだ。レフェリー見ていて同じ体勢に戻し再開。しかし倒せなかったエルキンス。コネリーが打撃を入れてホーン。

2Rもエルキンス。

3R。パンチを出していくエルキンス。組んで肘。コネリー詰めていくが四つに組んだエルキンス。ケージに押し込んだコネリーが顔面に肘。エルキンス、ヘッドムーブがなくパンチを貰っているが、かまわず打ち返す。タックルに入ったエルキンスだが切られた。コネリー押し込んで肘。しかし打ち返すエルキンス。また詰めたエルキンスがケージに押し込みながら打撃を入れる。両者消耗している。コネリーが出たタイミングでエルキンスタックル。切れずに下になったコネリー。背中を向けたところで四の字バック。パンチを入れつつチョークを狙う。残り1分。チョークは防いでいるコネリーだがパうんちを入れ続けるエルキンス。チョーク。腕をつかんでギリギリ外したコネリー。またパンチを入れ続けるエルキンス。タイムアップ。

三者フルマークでエルキンス勝利。

相変わらずのド根性ファイトで勝利したエルキンスだが、ダメージの大きさも相変わらず。次が契約ラストマッチとのこと。勝って契約延長したいとコメント。