格闘技徒然草

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UFC on ESPN36:メインイベント・ヤン・ブラホヴィッチ vs. アレクサンダル・ラキッチ

ライトヘビー級5分5R。ブラホヴィッチ1位、ラキッチ3位。

前王者ブラホヴィッチは絶対王者ジョン・ジョーンズが返上したライトヘビー級王座をドミニク・レイエスと争い、2RKO勝ちでタイトル獲得。初防衛戦でいきなり階級下の王者でライトヘビー級初戦となるイスラエル・アデサニヤと対戦することになったが、オッズでアンダードッグながら、フィジカルを活かしてテイクダウンで固めての判定勝ち。アデサニヤにMMA初黒星を与えている。が、昨年10月には42歳のグローバーテイシェイラに敗れ、テイシェイラUFC史上最年長王座奪取記録を作らせてしまった。

オーストリア出身のラキッチはこれが初メイン。ボクシング・キックがバックボーン。ヴォルカン・オーズデミアにスプリット判定負けでUFC初黒星を喫したが、アンソニー・スミス、チアゴ・サントスとタイトル挑戦経験者相手に2連勝し、ランキングを3位まで上げた。しかし、接戦で明確にラウンドを取りに行くことをせず、KOできそうな時も倒しに行こうとせず、タイトルに挑戦するには物足りなさが残る。

勝者は来月シンガポールで行われるテイシェイラ vs. プロハースカの勝者への挑戦が非常に濃厚となる試合。

ワンツーを放つラキッチ。体格的に一回り大きく見える。カーフキック。ワンツー。ブラホヴィッチもカーフを返したが、ラキッチのカーフで足が流れた。ブラホヴィッチ左ボディから右。ラキッチまたカーフ。ブラホまた左ボディ→右のコンボからハイキック。パンチで飛び込んだブラホヴィッチにラキッチがタックルに入るが切られた。パンチで飛び込んだブラホヴィッチにラキッチタックル。切って離れ際に右を当てたブラホヴィッチ。ホーン。

1R手数でブラホヴィッチ。

2R。またボディからパンチで出たブラホヴィッチだが、ラキッチタックル。シングルレッグから足を抱えあげてテイクダウン。ブラホヴィッチ三角。外してパスを狙ったラキッチだがガードに戻される。インサイドからパウンドを入れていくラキッチ。ブラホヴィッチ腕十字を狙うが読まれて外される。下の時間が長いブラホヴィッチ。ケージ際まで移動し上半身を起こした。押し込みながら殴っていくラキッチ。ショートアッパー。立ったがその瞬間にホーン。

2Rラキッチ。

3R。ブラホヴィッチ出てきた。左ボディ。打ち合いから突如ラキッチが膝を押さえて倒れ込む。KO。

ラキッチが前後にステップしていた最中に膝靭帯損傷?まだまだこれからというところだったので残念。