格闘技徒然草

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ROAD TO UFC・エピソード3:第3試合・堀内佑馬 vs. トップノイ・キウラム

フライ級。

アメリカに移住し、フィーダーショーで結果を出してのUFC入りを目指している堀内。LFAでタイトルにも挑戦したが、不可解な減点が響いてスプリット判定負け。ランク的には直接UFCから声がかかってもおかしくないが、いつまで待てば声がかかるかわからない状態よりも、勝てば確実に契約できるROAD TO UFCを選択した。

トップノイはRIZINに出場し、朝倉海中村優作に判定負けしているムエタイ出身ファイター。打撃は強く、中村の前歯を破壊したが、当時はテイクダウンディフェンスに難があった。しかし、それから3年。本人によれば、当時はムエタイの貯金でやっていただけだったのが、UFCを目指してMMAファイターに生まれ変わるべく、気持ちを入れ替えたとのこと。

プレスする堀内。左を一発入れたトップノイ。堀内も打撃で手を出していく。ジャブからミドル。トップノイ飛び込んで右アッパーから左を入れる。堀内タックルへ。ケージに押し込むが、がっちり組ませないトップノイ。離れた。右ミドルを入れるが、そこにトップノイの左がヒット。スリップダウン気味に倒れた堀内。すぐ立った。しかし前蹴りでバランスを崩す。ダメージがある?堀内打撃で出ていくが、トップノイがミドルを入れていく。右を振っている堀内だが空振り。残り1分。右を入れた堀内だがトップノイが左を返す。トップノイまた左オーバーハンド。堀内が組んでいくが、トップノイ肘連打で引き剥がす。詰めてパンチを出していく堀内だがホーン。

1Rトップノイ。打撃ではやはりトップノイか。何度か組み付いていく堀内だが、トップノイが対応している。

2R。いきなりタックルに入った堀内だが、トップノイ受け止めてすぐ引き剥がす。トップノイのミドルをキャッチしてそこからタックルに入った堀内。しっかりテイクダウンディフェンスしているトップノイだがシングルレッグに切り替えた。尻餅をつかせるとニンジャチョーク!トップノイ下になって外す。堀内バックに回る。ハーフバック。両足フックしチョークへ。回転したトップノイ。外れる。またチョークへ。防がれた。残り1分。バックから殴る堀内。ホーン。

2R堀内。しかしラウンドは取ったものの、ダメージはなくスタミナも削れていない。シングルレッグでテイクダウンが取れたことはプレッシャーになりそうだが。

3R。またミドルをキャッチしてテイクダウンを狙おうとした堀内だが引き剥がすトップノイ。組んだ堀内だがトップノイパンチを入れて引き剥がす。堀内タックル。切られると引き込み。腕十字を狙うがトップノイ立ってスタンドへ。パンチで出ていく堀内だが、トップノイの左をもらっている。打撃で出ていく堀内。タックル。切られた。ステップがない堀内。足を止めて打ち合い。堀内のパンチをヘッドムーブでかわす。堀内のタックル。切られた。トップノイ首相撲。堀内シングルレッグ。倒した。トップノイ亀に。ハーフバックで仰向けに。ただ押さえ込むだけではなくダメージを与えたいが、動けない堀内。残り40秒。リスクを冒せない堀内、押さえ込んだまま。タイムアップ。

微妙。テイクダウンからバックについても、そこから攻撃がなかった。それまでの打撃ではトップノイ。

29-28、29-27、29-27の3-0でトップノイ勝利。

1Rも10-8つけるラウンドではなかったので、10-8トップノイは意味不明だが、それがなくてもトップノイの勝ちが妥当。

堀内はバックキープから勝負に行けなかった。2Rの最後、フィニッシュを取りに行こうとする意識がなかった。3Rはむしろフィニッシュしなければ負けるという状況だと思ったが、バックキープはセコンドの指示だったのだろうか。