格闘技徒然草

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UFC275:第8試合・アンドレ・フィアリョ vs. ジェイク・マシューズ

ウェルター級。

今年1月にUFCデビューしてから早くも4戦目、4月・5月・6月と3ヶ月連続出場となるフィアリョ。4月に勝利した際には「来月のUFC275で戦いたい」とアピールし、実際に試合が組まれると1RKO勝ち。その試合後に「来月のシンガポール大会に出たい」とアピールすると、それが叶っての出場。さらにボントリンの欠場によりメインカードに抜擢された。ストライカーで一発の重さがある。しかしUFCデビュー戦のペレイラ戦では、出ていくところに先にパンチを貰う展開で判定負けしている。

27歳でUFC8年のベテランマシューズ。ウェルター級に上げてからは6勝2敗で、ランキング一歩手前だが、なかなかランカーとの試合が組まれない。前戦は無敗で3連勝中の新鋭・ショーン・ブラディと対戦し、テイクダウンから削られる展開で3R肩固めで一本負け。勝ったブラディはランカーとなり、次戦でランキング6位のマイケル・キエサに勝利して現在9位。今回もまた、年上の新鋭を迎え撃つことに。昨年12月に組まれていた試合が相手のセコンドにコロナ陽性者がいたため中止となり、1年3ヶ月ぶりの試合となる。

間合いを詰めていくフィアリョ。カーフキックを蹴るマシューズ。じりじり詰めるフィアリョだが手は出さない。またマシューズのカーフキック。牽制のジャブの打ち合い。詰めたところにマシューズのジャブ。さらにカーフキック。ちょっと足が流れたフィアリョ。またカーフ。じわじわ詰めるフィアリョ。ケージ際まで下がるマシューズ。右を入れたフィアリョ。プレスを強めてケージを背負うマシューズ。パンチの打ち合い。かわして右を入れたマシューズ。残り1分。ケージに詰めてパンチを打ち込むフィアリョだがマシューズのパンチをもらった。マシューズが追い打ちに行く。フィアリョ出てきてマシューズパンチでスリップダウン。上になったフィアリョだがホーン。

1Rマシューズ。

2R。すぐに圧をかけるフィアリョだがマシューズの左をもらってぐらついた。さらにカーフキック。効いてる。マシューズの右がヒット。また右がヒット。マシューズ焦らず落ち着いてパンチを入れていく。立て直したフィアリョがまた出るが、マシューズの右をもらった。パンチが相打ちになりぐらついたフィアリョ。ケージに詰めてマシューズラッシュ。打ち返すフィアリョだがマシューズの右フックが入りダウン!KO!

オッズでアンダードッグだったマシューズだが、的確にパンチをヒットさせてKO勝ち。