格闘技徒然草

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UFC on ESPN37:第10試合・ダミア・イスマグロフ vs. グラム・クタテラーゼ

ライト級。

ロシアのイスマグロフはキャリア20勝1敗で、UFCデビューからも4連勝中。しかしすべて判定で、フィニッシュの意識が低いため、4試合のうち3試合が第1試合、もう1試合は第3試合と評価されていない。今回が初のメインカード登場。打撃が強く、ダウンを奪ってフィニッシュできそうでも無理に攻めずに、2Rまで取ったらあとは勝ち逃げにシフトしがち。

クタテラーゼはジョージア出身。20年10月に代役でUFCデビュー。相手はKSWでクレベル・コイケを破っているマテウス・ガムロで、打撃で攻勢となりスプリット判定勝ち。その後、昨年2回試合が組まれたがいずれも負傷欠場していて、1年半ぶりの試合となる。

イスマグロフは7年間負けなしの17連勝中、クタテラーゼも7年負けなしで9連勝中。

近い間合い。パンチが届きそう。両者ロー。クタテラーゼがパンチから組もうとしたが引き剥がすイスマグロフ。ジャブを打ち込むイスマグロフにクタテラーゼも打ち返す。組んだイスマグロフ。ダブルアンダーフックから投げ。こらえたクタテラーゼ。右目を気にしている様子のイスマグロフ。クタテラーゼが組んでいった。テイクダウンをこらえたイスマグロフだが、クタテラーゼ肘!さらにパンチを打ち込む。イスマグロフ効いてる。組んでテイクダウンを狙ったクタテラーゼだが、イスマグロフこらえた。離れるクタテラーゼ。イスマグロフやや大振り。パンチが空振り。クタテラーゼのパンチを貰った。イスマグロフのアッパーがヒット。クタテラーゼが詰める。パンチを打ち込んでホーン。

1Rクタテラーゼ。

2R。ジャブを入れたイスマグロフ。クタテラーゼはミドル。まだ右目を気にしているイスマグロフだが、パンチで攻めていく。クタテラーゼカーフキックからタックル。受け止めたイスマグロフが逆にケージに押し込む。離れ際に右。クタテラーゼまたタックルに入るが切られる。またタックル。受け止めて右をヒット。ジャブをもらって顔面から出血しているクタテラーゼ。クタテラーゼバックスピンキック。イスマグロフがジャブを入れていく。ワンツー。ホーン。

2Rイスマグロフ。

3R。クタテラーゼ出ていく。カーフキック。イスマグロフパンチ4連打。パンチから右。クタテラーゼの飛び膝をかわしてタックルに入ったが切られた。離れる。徐々に強いパンチを入れていくイスマグロフ。飛び膝のフェイントからパンチを入れてタックルに入るイスマグロフ。受け止めたクタテラーゼ。イスマグロフは離れ際に肘。打撃のヒット数では五分のまま残り1分。クタテラーゼのタックルを切ったイスマグロフ。両者タックルに入ったが、イスマグロフがテイクダウン。が、先に起き上がったクタテラーゼが頭部に膝を入れてしまう。減点があれば大きな影響があるが、口頭注意で続行。タイムアップ。

28-28、29-28、30-27の2-0でイスマグロフはUFCデビューからの連勝を5に伸ばした。

減点はなかったと思うが10-8をつけたのが謎。

ジャッジのミスで、実際は28-29、29-28、30-27のスプリットでイスマグロフ勝利。