格闘技徒然草

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UFC on ESPN37:メインイベント・カルヴィン・ケイター vs. ジョシュ・エメット

フェザー級5分5R。ケイター4位、エメット7位。

ケイターはここまで7勝3敗。負けた相手はホロウェイ、モイカノ、先日引退を発表したマゴメドシャリポフ。前戦ではUFCデビュー以来全勝で勝ち上がってきた元キック王者のギガ・チカゼを、距離を潰しての打撃戦で消耗させて判定勝ち。長身で打撃+レスリングのスタイル。

エメットはUFC8勝2敗、フェザー級に落としてからは6勝1敗のハイアベレージ。フェザー級2戦目でいきなりランキング4位のリカルド・ラマス対戦しKO勝ちしているが、その試合では体重オーバーしていた。次戦で初メインとなったが、現在リリースされてPFL参戦中のジェレミー・スティーブンスにKO負け。体重オーバーでの上位ランク獲得のせいか、そこから4戦はすべて下位ランカーかランク外の選手で、勝ってもランキングはじわじわ下がってきたが、4連勝でようやく上位ランカーと対戦するチャンスを得た。フェザー級ランカー最年長の37歳。

距離を取り牽制している両者。まだ打撃が届かない位置。ケイターがジャブで牽制。右を入れて出ていくエメット。ワンツー。ケージに詰めた。まだ様子見しているケイター。届かない位置でパンチを出すのみ。間合いに入っていくのはエメット。エメット飛び込んで連打。両者パンチが交錯。残り10秒でタックルに入ったエメット。倒せないと見ると放してパンチを入れる。ホーン。

1Rエメット。牽制が続いて僅差のラウンドだったが、終盤しっかりポイントメイクしてきた。対するケイターは攻めないまま。

2R。ケイター出てきた。ジャブを出していく。ダメージ狙いというより距離を測るためのジャブ。エメットのパンチがヒット。先手を取る。エメットが踏み込んでパンチを入れると距離を取るエメットケイターのジャブが顔面を捕らえてきた。ワンツー、3連打がヒット。ケイターようやくエンジンがかかってきた。エメット出てきたが距離が遠い。パtにで飛び込んで連打を入れるエメットに、ケイターはテンカオを合わせる。終盤またパンチで出たエメット。ホーン。

2R僅差だが、ややケイター。

3R。ケイターがジャブで弾幕を張る。詰めて右。左右にステップしながら出てきた。ケイター肘。エメットは大振りの右を振り回す。また詰めていくケイターだが、先にエメットが手を出す。ケイターアッパー。右。エメットの飛び込んでのパンチはブロックしている腕へのヒット。飛び込み肘。残り1分。エメット飛び込んで左ボディアッパー。また飛び込むと今度は顔面にアッパー。ケイターも飛び込んで打撃を出そうとするが躊躇するという動きが続く。ホーン。

3R微妙でどちらもあり得ると思うが、エメット。

4R。ケイターがジャブで出る。エメット間合いに入れない。飛び込んで左右のフック。ケイターはジャブ、ワンツーで出る。右ボディ。エメットもパンチを返す。エメットがパンチからタックルに入るが切られた。バック肘を見せたケイター。エメットのバックブローのタイミングでケイターの右がヒットし、ちょっとぐらついたエメット。エメットタックル。切られた。しかし強引に距離を詰めるエメット。パンチを打ち込むがホーン。

4Rケイター。

5R。ケイタージャブ。ジャブがヒット。エメット手が出ていない。飛び込もうとするとジャブをもらう。4Rから完全にヒット数で上回るようになったケイター。エメットが入ろうとするところにパンチを貰う展開が続く。終盤エメットが飛び込んでいくが、ケイターが距離を取る。タイムアップ。

4R・5Rは完全にケイターだが。

48-47、47-48、48-47のスプリットでエメット勝利。

4R・5Rはケイターなので、1~3Rまでエメットか。2R・3Rはどちらとも取れる内容だった。ケイターは序盤牽制に終始して手数が少なすぎたのが悔やまれる。

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メディアのジャッジも割れている。ケイター支持が多いが。