格闘技徒然草

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PANCRASE328:第2部・メインイベント・透暉鷹 vs. 亀井晨佑

フェザー級暫定王座決定戦5分5R。透暉鷹1位、亀井2位。

次期挑戦者決定4人トーナメントで優勝し、正王者ISAOへの挑戦権を手にした透暉鷹だが、ISAO負傷により暫定王座決定戦に変更。相手は同じ挑戦者決定トーナメントで1回戦で勝利したが、ダメージにより4月の決勝戦を見送られた亀井。

透暉鷹はRyo戦でほぼ手中にしていた勝利を残り1秒でのギロチンで落ちて逆転負け。そこから3連勝。圧倒的なフィジカルが武器。挑戦者決定トーナメントはリザーブマッチに出場し、亀井の欠場で

パラ八の亀井はストライカー。大学時代にネオブラ優勝。内村洋次郎との壮絶な打撃戦で敗れ初黒星。就職を経て昨年復帰し、トーナメント初戦では中田相手に打撃では劣勢だったが、テイクダウンを奪って僅差の判定勝ち。

長身の亀井にカーフキックを入れる透暉鷹。透暉鷹のバックブローがヒット。さらにパンチで推していく。ケージを背負っている亀井に飛び膝。そこからタックルへ。尻もちを着かせる。寝かせた。パスを狙う。ハーフにして殴る時鷹。パスした瞬間に立ち上がる亀井。ケージに押し付けた亀井が離れ際に肘を入れたところでホーン。

1R三者透暉鷹。

2R。透暉鷹また飛び膝からパンチを打ち込む。タックルへ。四つで組んだ。亀井差し返す。離れ際に肘を入れる亀井だが、離れさせずに透暉鷹タックル。亀井投げを狙ったがこらえる透暉鷹。タックルへ。ケージでこらえる亀井だがテイクダウン。サイド。押さえ込む透暉鷹。頭をまたいでキムラ。残り30秒。クラッチして耐える亀井だが、背中まで腕が回る。耐えている亀井。ホーン。

ほぼ極まっていたが耐えきった亀井。2者10-8、1者10-9で透暉鷹。

3R。ローでバランスを崩した亀井。透暉鷹がぶると上になりバックマウントへ。透暉鷹バックキープが続く。残り10秒でバックから腕十字!完全に腕が伸びたが耐える亀井。ホーン。

4R。透暉鷹タックル。テイクダウン。サイド。亀井ケージを蹴って亀に。透暉鷹横三角でホールドしてキムラ。しかしケージを蹴って返した亀井。バックに。が、すぐに上を取り返した透暉鷹。バックマウントからチョーク!フェイスロックで絞めてタップアウト!

圧倒してフェザー級暫定王座を獲得した透暉鷹。ほぼ極まっていた関節技を2度も耐えきった亀井の根性もすごかった。

涙ぐみながらセコンドの日沖、林代表に感謝の弁を述べる透暉鷹。