格闘技徒然草

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UFC on ESPN+66:第4試合・ムハマド・モカエフ vs. チャールズ・ジョンソン

フライ級。

ダゲスタン生まれ・地元イギリス在住のモカエフはアマチュア24連勝、プロ6連勝のスター候補生。平良と同じミレニアム生まれでキャリア無敗、同じフライ級。レスリングベースで、オリンピックも狙える逸材。3月のロンドン大会でのUFCデビュー戦は、タックルに来た相手にギロチンを決めて58秒で一本勝ち。

チャールズ・ジョンソンはこれがUFCデビュー戦。タイガームエタイ所属の長身ストライカー。フィーダーショーのLFAでキャリアを積み、昨年7月に堀内佑馬と暫定王座決定戦で対戦。打撃の手数で押される展開で、僅差の判定勝ちで王者に。その後正王者となっている。

すぐにプレスするモカエフ。ケージを背負うジョンソン。パンチでの飛び込みをかわしたジョンソンだが、つまづいてスリップダウン。すぐ立ったがなおもパンチで攻め込むモカエフ。パンチからタックルへ。バックを取ってスープレックス。スタンドバック。また投げるとハーフバックにするが、ジョンソンまたすぐ立った。バックから片足フックしパンチを入れる。正対できないジョンソン。しかしモカエフもスタンドバックから攻めあぐねてる。ジョンソンが正対したところでタックルに入りテイクダウン。すぐに背中を向けて立つジョンソン。またスタンドバック。ジョンソンが正対するとタックルに入り、倒してスタンドバックに回るモカエフ。ホーン。

1Rモカエフ。ジョンソンは有効打ゼロだが、特にダメージを負ってもいない。

2R。打撃戦。ローで足を払われスリップダウンしたモカエフ。すぐ立つ。詰めたモカエフが右をヒット。さらにパンチを入れるとシングルレッグ。ギロチンに抱えたジョンソンだが、倒されて尻もちをつく。立ち上がるがまたスタンドバック。ケージ際でやっと向き直ったジョンソンだが、モカエフ脇をくぐってバックに回る。そのまま後方に引き込んだが、足のフックはさせないジョンソン。モカエフが上になり、ジョンソンのガード。パウンドを入れるモカエフ。足関を狙ったジョンソンだが、足を抜いたモカエフがサイドに。足を効かせてガードに戻すジョンソン。モカエフパウンド。ホーン。

2Rモカエフ。

3R。打撃で出てきたジョンソン。ミドル。モカエフタックル。シングルレッグ。ケージ際でこらえるジョンソンだが倒され尻もち。立ってまたスタンドバック。正対するとテイクダウン。また立ってスタンドバック。モカエフきれいなスープレックスで投げたが、またスタンドバックの展開。振りほどいて離れたジョンソンだが、モカエフ即タックル。押し込むと膝を着かせる。ジョンソン肘で抵抗したが、結局またバックに回られスタンドバック。ニンジャチョークを狙うジョンソンだが放した。ジョンソンが尻もちをついたところでタイムアップ。

三者フルマークでモカエフ勝利。

モカエフ完封勝利だが、フィニッシュに至る展開はなく、インパクトは残せず。